ウシオニハゼ

【沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真】

遠く離れている台風1号の影響で、沖縄本島も水曜日以降は雨予報が並び、波の高さも一気に上がる予報となっている。
とは言っても、台風が通り過ぎるまでは一定方向からの風が吹くだけなので、その島影に入ってしまえば海は穏やかで普通にダイビングを楽しむことも余裕で出来る。
但し、マリンレジャーに明るくない方は、地元のショップを活用して安全に遊ばれる事をお勧めする。

     

ウシオニハゼ

以下3枚の写真は、ウシオニハゼの水中写真。
内湾の泥底になっている海底で、テッポウエビ類と共生しているオニハゼ属の仲間。

写真から伝わると思うが、ウシオニハゼは泥底の中でもかなり砂の軽いシルト的な環境に生息しているため、撮影にはかなり気を使うことが多い。

また、環境だけではなく、警戒心が強い敏感な部類のハゼなので、こちらが少しでも雑な動作を行うと一瞬で巣穴へ引っ込まれてしまう。
巣穴に引っ込んでしまうと、周辺のシルトが一気に舞い上がってしまって水中撮影どころではなくなる。

潮の流れや着底スキル、呼吸を調整しながらのレギュレータの排気音に至るまで一挙一動に気を使えば、マクロレンズ最短まで近寄らせてもらえるので、出会った際は是非チャレンジしていただきたい。

ゲストを連れて、ウシオニハゼを撮影させている本職ガイドさんを尊敬する。

随分昔に出版された、『決定版 日本のハゼ』においては、ホタテツノハゼ属の1種-2とされているが、ウシオニハゼという正式和名がその後付与された。

     
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
     
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
     
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
沖縄本島のダイビングで撮影したウシオニハゼの水中写真
     

本種は、西表島から得た標本を基に日本初記録種として、和名を付けて報告されている。

ウシオニハゼの外観特徴

ウシオニハゼは、第一背鰭に眼より大きいか、同じくらいの黒色斑がある。頭は普通で、頭長は頭高の1.5倍以下。

     

ウシオニハゼの分布

ウシオニハゼは、沖縄島、西表島;広東省、広西省、海南島、ソンクラ・ラノン(タイ)、ニャトラン(ベトナム)、ペナン(マレーシア)、ミンドロ島からの報告がある。

     

和名 : ウシオニハゼ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科オニハゼ属)
学名 : Flabelligobius russus Tomiyamichthys russus
撮影日 : (写真上)2007年12月30日 (写真中)2009年5月31日 (写真下)2010年4月3日
撮影場所 : 沖縄本島東海岸
撮影水深 : -10m

     

沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM

     
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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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