ウミヒルモ

沖縄本島のダイビングで撮影したウミヒルモの水中写真

今日は4月29日『昭和の日』。
国民の祝日なので、北海道から沖縄まで一斉に公休日ですね。
既に(月)(火)と(木)(金)を休暇にしてゴールデンウィークが始まっているという方も大勢いらっしゃるでしょう。
毎年恒例のJTB発表では、国内旅行が前年比3.0%増、海外旅行は日並び、為替、テロ警戒の3要素から前年比0.4%減とされていました。

沖縄本島のダイビングで撮影したウミヒルモの水中写真
沖縄本島のダイビングで撮影したウミヒルモの水中写真

写真は沖縄本島の西海岸沿岸域で撮影したウミヒルモという海草の水中写真。
水深-34mの少し流れがある砂地で撮影しました。

「かいそう」には海藻と海草があり、混同されることがしばしばありますが(と言うか一般的に知らなくても良い知識だとは思いますが)、海藻の多くは岩上に生えており、根茎葉の区別がないこと。海草は種子植物であり、根茎葉の区別がはっきりしている。
海藻と海草はこのように簡単に区別出来るのだということを覚えておくと、また水中でも一味違った観察に繋がり、ダイビングや磯遊びが楽しくなるのではないかと思います。

その中で、ウミヒルモは5科10属28種30亜種が知られている海草の仲間です。
ウミヒルモの多くの観察例は、潮下帯から水深-10mまでの浅い海域に集中しており、NATIONAL GEOGRAPHICなどのメディアでも、ジュゴンの食み跡などでアマモ類と一緒に紹介されることがあります。
これまでのウミヒルモはいずれも浅い水深で撮影されており、海草に関する書籍でも生息水深は-10mまでと記載されているのですが、近年になり深場でもウミヒルモが生息していることが分かってきました。

これらの事実から、知られているようで実はまだまだ未知な部分が多い海草はたくさんあるのではないかと思います。

ウミヒルモの外観特徴

葉は薄く楕円形、葉の大きさは1cmから3cm程度。葉の周囲に小さなトゲ状突起が多数生えている。柄は細く、地下茎は円柱状、砂の中で一定間隔に節があり、各節から根と葉を2枚出す。
また花は7月~8月頃に咲く。

属名”Halophila”は、ギリシャ語のhals(塩)+philos(好む)より由来。種小名”ovalis”は、葉の特徴にちなんで”広楕円形の”という意味があります。

ウミヒルモの分布

ウミヒルモは、本州太平洋沿岸、瀬戸内海、能登半島以南の日本海沿岸、南西諸島からの報告がある。

和名 : ウミヒルモ(オモダカ目/トチカガミ科)
学名 : Halophila ovalis
撮影日 : 2015年4月19日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -34m

沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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