オオモンカエルアンコウ

今日はダイビング日和になった沖縄本島です。
西海岸だけではなく沖縄本島の東海岸(レッドビーチとか)も潜れたようなので、全体的にボチボチと良い海況になっていきそうな気配かな。
水温は浅場で29℃台。一時期は30℃を越えていたので28℃という水温が寒く感じる贅沢なこの頃です。
オオモンカエルアンコウ
写真は「オオモンカエルアンコウ」のオチビちゃん(幼魚)。
沖縄本島のダイビング・ポイントとして有名な恩納村の真栄田岬の水中で撮影した写真です。
オオモンカエルアンコウの幼魚は、岩のくぼみの影や裏側に忍者の様に逆さまになって張り付いていることが多く、また水中で赤色を見ると赤色が減衰されて黒色に見えることから目が慣れていないと探しにくい魚かも知れません。

もちろん、彼らにとってはそのほうが都合が良く、頭に付いている疑似餌の役目になっているエスカをブンブンと振り回すことで近隣の魚をおびき寄せては一瞬でパクっと丸呑みしてしまう食生活を送っています。
丸呑みするスピードは、以前テレビ番組の特集で見たことがあるのですが、確か1,000分の1秒(0.001秒)ぐらいの早さだったと思います。
地球上に存在する脊椎動物の中では、もっとも食事の時間が短いと言われているのも納得ですね^^;
そんなことから、実際のカエルアンコウの食事風景はプロ仕様のスローモーションカメラでないと撮影出来ないことがお分かりいただけるかと思います。
また、食事をする際の口の大きさなんですが、これまた普段の12倍まで広がります。
恐っ!
オオモンカエルアンコウを水中でジーっと目をこらして観察していると、パクパクしている様にも見えてくるのですが、目の錯覚の様にも見えるので自信はありません(笑)

また、魚のくせに泳いで移動することが得意ではなく、口から海水を吸い込んで脇の下(正確には胸鰭の下)からジェット噴射の様に噴出することで素早い移動を行う様なちょっと変わった生態が知られています。

オオモンカエルアンコウは、第二棘が肥厚しており鰭膜はとても小さいことや、先端が小さく鍵の様な形状をしていることで区別可能です。

カエルアンコウという名前はここ最近のもので、以前は「イザリウオ」と呼ばれていました。
先述のエスカを振って餌をおびき寄せることから、「漁り(いさり)」という言葉を由来に名付けられたものなのですが、発音が「イザリ」であったことから、「いざる」ということは足が不自由な方に対する差別用語に当たるのではないかという議論がその後持ち上がり、改めてカエルアンコウと改名された経緯があります。

一部のショップさんのログを見ていると、似たような個体の写真が掲載されていることがありますが、ガイドさんが見ている個体を知らないので、同じ個体なのかどうかは分かりません。

和名:オオモンカエルアンコウ
学名:Antennarius commerson

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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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