コブシメ

【沖縄本島のダイビングで撮影したコブシメの水中写真】

東寄りから南の風が多くなり、徐々に夏に向けてのステップを踏み始めている沖縄本島ですが、この時期になるとスズムシのような鳴き声が近隣の草むらから聞こえてくるので、まるで秋のような錯覚に陥りそう。
しかし今月の沖縄地方は続々と海開きが行われ、ゴールデンウィークやら花火大会やらと、あっという間に夏になっていきそうです。

     

この水中写真は、コウイカの仲間でコブシメという種。
大きなものになると、体を伸ばして80cm近くまで育つようですが、普段は基本的に警戒心が強く、ストロボの届く範囲まで近づこうとしても同じ距離を保ちながらスイスイと逃げていくのです。

沖縄本島のダイビングで撮影したコブシメの水中写真

     

コブシメは、魚類や甲殻類などを捕食する大型のコウイカの仲間ですが、ご当地沖縄本島のダイビングにおいてはごく普通に見ています。

沖縄の食堂などに行くと、メニューに 『クブシミ』 として掲載されていますが、昔々、沖縄出身のダイバーと潜った後にこの話をしていると、これまで食べていた “クブシミ” と “コブシメ” が頭の中でリンクしたらしく大変感動しておりました。

コブシメの学名は “Sepia latimanus”。
この ”Sepia” という単語は我々もよく使う 「セピア色」 など、セピアの語源となっているようです。

     

さてさてコブシメは体の模様が激しく変わるので見ているだけでも面白いのですが、連続して撮ってみようと思い撮影しました。
以下2枚のコブシメは同じ個体です。60秒の間に、色々と変化を見せてくれました。

沖縄本島のダイビングで撮影したコブシメの水中写真

     

全然知らない人が見ると、違う種類のイカかと思ってしまいそうですね。
沖縄本島のダイビングで撮影したコブシメの水中写真

コブシメは、眼がいいですね。
形が可愛い。

     

コブシメの外観特徴

外套幕背面は濃紫褐色で白斑が入ること、鰭や頭足部に横縞が入ることが外観の特徴。

     

コブシメの分布

奄美諸島以南の西部太平洋・インド洋に分布する。

     

和名 : コブシメ(軟体動物門 頭足綱 二鰓亜綱 コウイカ目 コウイカ科 コウイカ属)
学名 : Sepia latimanus
撮影日 : 写真(1) 2005年3月6日 写真(2)(3) 2011年11月6日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -3m ~ -7m

     

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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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