タマギンポ

【沖縄本島のタイドプールで撮影した タマギンポ の水中写真】

タマギンポ も、 スジギンポ と同様に、分厚い日本の海水魚 (山渓カラー名鑑)にも、ハンディタイプの日本の海水魚 (山溪ハンディ図鑑)にも載っていなかったため、s先生に同定を行って頂いたイソギンポの仲間。

やはり、日本産魚類検索 全種の同定 第三版にはイラストとして載っている。

     
     

タマギンポ

写真は タマギンポ の水中写真。

タマギンポ は、サンゴ礁域の岩礁性海岸に生息するタネギンポ属の仲間。

一枚目と二枚目は、タイドプールの利点を生かして水面下に鏡面写真風となるように撮影してみた。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

沖縄本島の西海岸においては、波打ち際にたくさん見かける イソギンポ の仲間だが、海と陸の境目とも言えそうな場所に生息している為、一般ダイバーが目にする機会はあまりないかも知れない。

     

ザ・縦撮り。重量約5キロのハウジングを用いてタイドプールでの縦撮りは、それなりの腕力と我慢を強いられる。

二灯タイプのストロボで縦撮りを行う場合、片方のストロボがそのまま真横にあると水面より上に出てしまうので、アームの取り回しについても工夫が必要になってくる。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

この下の写真は、厳密に言うと水面写真。

彼らの生息する水深が浅すぎるため、時として水中ではなく、このように水上に出てきてしまうこともある。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 5cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 5cm SL )
     

タイドプール の 水中撮影 は、一般的な ダイビング 撮影と異なり、水深が浅い(と言うか殆どない)ので、ハウジングの取り回しが難しい。

さらに、降雨や自分自身のウエットスーツに付着した真水など、外的要因の影響も大いに受ける。

海水と真水が混ざると、お互いの比率が異なるためケモクラインが発生してしまい、さらに撮影を難しくしてくれる。

露出についても、水深が浅いと太陽光が減衰しないうえに、雲の流れによっては太陽が出たり隠れたり。

適切なシャッター速度や、絞り値の設定がコロコロと変化する事も タイドプール撮影の特徴かも知れない。

     

次の写真は、 イレズミハゼ と タマギンポ のコラボ。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

次の写真は、 ニセカエルウオ とのコラボ。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

ほとんどの写真が、水深-5cm付近から-15cm程度の タイドプール で撮影したものだが、タマギンポ のような用心深い生物とまともに対峙出来るようになるまでにはそれなりに時間をかける必要がある。

     

タマギンポ の顔面アップ。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

特徴が分かりやすい タマギンポ の全身写真。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

異なる魚に見えるが、以下2枚も タマギンポ。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

真上から見た時の写真も貼り付けておこう。

沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
沖縄本島 タイドプール で撮影した タマギンポ の 水中写真 ( 7cm SL )
     

タマギンポ の外観特徴

・眼上皮弁は掌状で、中央付近の幅が広い

     

タマギンポ の分布

タマギンポ は、熊本県天草、千葉県館山、和歌山県白浜、高知県、屋久島、種子島、琉球列島;台湾南部、西太平洋の熱帯域からの報告がある。

     

和名 : タマギンポ ( スズキ目 / イソギンポ科 / タネギンポ属 )
学名 : Praealticus bilineatus
撮影場所 : 沖縄本島 西海岸側 タイドプール
撮影水深 : -0.2m

     

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