ツマグロサンカクハゼ

【沖縄本島のダイビングで撮影したツマグロサンカクハゼの水中写真】

3連休は今日で終わり。
沖縄本島へ来る観光客もいつも以上に多かったはずではあるが、それ以上に中華系の存在感が際立っているので、あまり目に付かなかったような。
連休明けの今週は次の週末まで雨天・曇天が毎日続きそうです。

ツマグロサンカクハゼ

ドロップオフの下や、同じように切り立った斜面の下に溜まるシルトっぽい砂地の界隈で見かけることがあります。

近似する “ヒレフリサンカクハゼ” は第一背鰭が三角形であることに対して “ツマグロサンカクハゼ” は烏帽子型である。
また “ヒレフリサンカクハゼ” は、第一背鰭の上半部が赤色であることに対して “ツマグロサンカクハゼ” は黒い。※但し、水中でライトなどを用いずに肉眼で見る限り、赤色は減衰してしまうので赤も黒も人間の眼には同じ色として映る。

     

ツマグロサンカクハゼ。
沖縄本島のダイビングで撮影したツマグロサンカクハゼの水中写真

     

こちらも別の日に撮影したツマグロサンカクハゼ。
写真は青被りしているが、特徴である第一背鰭の特徴が見やすいように思えたので。
沖縄本島のダイビングで撮影したツマグロサンカクハゼの水中写真

     

サンカクハゼ属について

Randall氏は、Fusigobiusをカリブ海、及び太平洋東岸に分布するCoryphopterusの新参異名としているが、十分な分類学的検討はされていないそうです。
一方で、Thacker氏、Cole氏は、カリブ海・太平洋東岸と西太平洋の個体を遺伝子解析まで行い、FusigobiusとCoryphopterusには近縁関係ではないとしましたが、上記について正式な分類学的検討が行われていないため、現時点ではサンカクハゼ属はFusigobiusとされています。

ツマグロサンカクハゼは、インドネシアバリ島産の標本を基に新種として記録されているので、分類学的検討が今後行われた結果によっては学名が変更になる可能性も含んでいるということでしょうね。

     

ツマグロサンカクハゼの外観特徴

第一背鰭上方のおよそ半分は黒色。体側中央の暗色班は、体側の中央以外にある暗色班よりも大きい。第一背鰭の第3棘が伸長する。第2背鰭は1棘10軟条。臀鰭は1棘9軟条。

     

ツマグロサンカクハゼの分布

ツマグロサンカクハゼは、屋久島、琉球列島;西太平洋、プーケットからの報告がある。

     

和名 : ツマグロサンカクハゼ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科サンカクハゼ属)
学名 : Fusigobius melacron
撮影日 : (写真1枚目)2009年10月18日 (写真2枚目)2012年4月8日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -18m

     

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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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