ハマクマノミ

ハマクマノミ
ハマクマノミ
島(と付近の海域)の領有を巡って、擦った揉んだの4日間でしたね。
かつては小笠原諸島もアメリカのペリーが来航した際に領有を宣言したことでイギリスとロシアが猛烈に抗議し、ロシア船が小笠原諸島まで南下してきたという事件があったと思います。
その後、日本が書物の記述を根拠に小笠原諸島の領有を主張すると同時に八丈島の住民を半ば強制的に移住させて世界に認めさせた経緯があって今の小笠原があるのだと思います。
こうやって見ると、実は日本って意外とちゃっかりしてるのかも知れません。

写真はハマクマノミ。
日本国内では6種類のクマノミを見ることができるが、クマノミ、カクレクマノミと同じくもっともよく目にする機会が多いような気がします。
写真(上)の大きな個体が雌で、写真(下)の小柄な個体が雄です。

クマノミの仲間は、雄から雌へと性転換する”雄性先熟”であることは今では有名な話ではありますが、そのことをモイヤー氏が発見してからまだ30数年しか経っておらず、意外と最近知られた出来事なんだという点では驚きです。

この性転換にもルールがあり、一つのイソギンチャクの中で一番大きな個体が雌へと性転換、二番目に大きな個体の雄が繁殖行動に参加する。その他の個体については成熟を抑制されることで繁殖行動には参加しません。
そして生活していく中で一番大きな個体である”雌”が何らかの要因で居なくなると、二番目に大きい個体の”雄”が雌へと性転換を行い、三番目の個体が成熟した”雄”へと役割を変えます。

面白いのが、ペリー来航とつながるのですが、黒船来港の際に伊豆下田からハマクマノミと思われる個体の標本が得られたらしいこと。
モイヤー氏の言うように間違いだとは思いますが、黒船の来航で浦賀から江戸まで大パニックになり、幕府が開国を迫られている時にも関わらず、伊豆で 「ハマクノミちゃうんか~!初見や~!」 と喜び勇んで魚を捕獲していた人がいた事実。
(もちろん漁かも知れませんし、アメリカ人かも知れませんが)

ちなみにペリー来航の時って、こんな感じだったそうです。
よくこの雰囲気の中で・・・と思うと。。。
ペリー来航

ハマクマノミの雄
ハマクマノミ

ハマクマノミは、琉球列島、西部太平洋の熱帯域に分布する。
和名 : ハマクマノミ
学名 : Amphiprion frenatus
撮影日 : 2012年8月18日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -6m

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4歳からスキーを始め、成人後にスノボへ転向しつつ、二輪・四輪のレースも趣味の一つ。海とダイビング好きの延長で、国内屈指のパラダイス 南国リゾート沖縄へ移住。その後、生活環境が変わり、結婚・子供たち・マイホーム購入という目標も達成して順風満帆な人生を満喫中。次の新しい目標に向かって邁進中。

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