フクロノリ

沖縄本島のタイドプールで撮影したフクロノリ

春の大潮。ド干潮が昼間に回ってくるという個人的に大変楽しい季節がやって来ました。
タイドプールの活動はもちろん、あおさ採り、もずく採りの季節でもあります。

沖縄本島のタイドプールで撮影したフクロノリ
沖縄本島のタイドプールで撮影したフクロノリ

写真は波打ち際でも多く見ることがある海藻の仲間「フクロノリ」。
食用にされるフクロフノリと名前が似ていますがまったく異なるもので、フクロノリそのものは食用としては使われていません。

しかし、フクロノリから抽出した物(一般にフクロノリ抽出物)は、フクロノリの全藻から得られる「多糖類」を主成分とするものを指しますが、その中でもフノランという成分については増粘安定剤の様な役割としてキシリトールガムなどで使用されています。

沖縄本島のタイドプールで撮影したフクロノリ
沖縄本島のタイドプールで撮影したフクロノリ

フクロノリの外観特徴

フクロノリの体色は淡緑褐色。全体的に袋状になっており、中は空洞。
小さい内は球状だが大きくなるに従い、写真の様に不規則な形状へと変化していきます。触ってみると見た目とは異なり意外と固く、ネバネバしないことから近似するネバリモと区別可能。

フクロノリの分布

フクロノリは日本各地の潮間帯(波打ち際も含む)~潮下帯での観察記録があります。

和名 : フクロノリ
学名 : Colpomenia sinuosa
撮影日 : 2015年3月22日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -0m

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