マルクチヒメジ
2020年、沖縄地方は梅雨明けしました!
例年に比べると11日早く、昨年と比べると28日早い梅雨明けになったそうです。
沖縄旅行のActivityといえば、圧倒的にマリンレジャー。海が気持ち良いのは「夏」。
今年は長い夏になると良いですね。
マルクチヒメジ
今日の水中写真は、「マルクチヒメジ」。
サンゴ礁の中、サンゴ礁外縁、砂底、ガレ場、、、とにかく広範囲な環境で見かける魚です。
マルクチヒメジは、体色の変化が激しい魚で、藤色、黄色、赤褐色、黒褐色に至るまで数パターンの体地色があることで知られています。
地味な魚なので水中ではスルーしてしまいがちですが、色々な体色があるので、マルクチヒメジに出会ったら、水中写真を撮影しておくと面白いかも知れませんね。
マルクチヒメジについて、記録では水深125mに至るまで生息しているようなので、環境の変化には強い種なんでしょうね。
参考書籍
●山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚
●日本のハゼ―決定版
●日本産魚類検索 全種の同定
沖縄ダイビングやシュノーケルで撮影した水中写真と図鑑を照らし合わせながら調べる時間もまた楽しいですよ。
マルクチヒメジの外観特徴
生時の体色は、前述のとおり変異に富み、尾柄背面部分に淡黄~淡橙色の鞍状斑紋があるなどで区別可能。
マルクチヒメジの分布
マルクチヒメジは、八丈島、小笠原諸島、伊豆半島東岸~高知県柏島の太平洋沿岸(数は少ない)、屋久島、琉球列島~台湾、インド-太平洋(イースター島を除く)での観察記録がある。
マルクチヒメジの和名・学名
和名 : マルクチヒメジ ( スズキ目 ヒメジ科 ウミヒゴイ属 )
学名 : Parupeneus cyclostomus
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -7m
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