アヤヘビギンポ
【沖縄本島のダイビングで撮影したアヤヘビギンポの水中写真】
愛知県の観光局が観光PRのために “忍者" を募集したところ、85%が海外からの応募だったそうです。そう言えば、昔々「やっぱり手裏剣持ってるんですか?」と質問されたことがあった。
ちなみに愛知県の忍者には、一年契約で月給18万円とボーナスが支給されるそうな。
うーん、この仕事では薄給かも知れない。
アヤヘビギンポの通常色
写真は、アヤヘビギンポの通常色の水中写真。
体長は4cm~5cm程度。
サンゴ礁の潮だまりや、潮間帯などの浅場に生息しているとされていますが、この写真の個体はもう少し深い-4m付近で撮影しております。
アヤヘビギンポとヨゴレヘビギンポとの違いについて
婚姻色が出ている場合:ほぼ全体が濃い赤茶色になることで、ほぼ全体が赤いヨゴレヘビギンポとは区別しやすい。
婚姻色が出ていない場合:雌の場合は水色の斑点が小さく全体に散らばることでアヤヘビギンポであると区別可能。
また、ヨゴレヘビギンポは伊豆-小笠原諸島に多く、沖縄からは記録がない。
という3点を瀬能先生に教えて頂きました。
(ありがとうございます)
※ベニモンヘビギンポとされていた種は、アヤヘビギンポへと改められたようです。
アヤヘビギンポの外観特徴
下顎中央の感覚管孔数は5~10。頭部は全体に黒く、吻部と眼下に不明瞭な縦線がある(雄の生時)。
雌雄差があり、雄の体色は雌より黒い
アヤヘビギンポの分布
アヤヘビギンポは、八丈島、屋久島、沖縄県粟国島、石垣島;台湾南部、バタン島(フィリピン)からの報告がある。
和名 : アヤヘビギンポ(スズキ目ヘビギンポ科クロマスク属)
学名 : Helcogramma inclinata
撮影日 : 2009年12月12日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -4m
沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
最新記事 by 沖縄移住 ダイビング 水中写真 OKINAWANFISH (全て見る)
- ミナミハコフグの幼魚 - 2024年12月22日
- パンダツノウミウシ - 2024年3月9日
- 2024年「甲辰」 - 2024年1月1日