キスジキュウセン
【沖縄本島のダイビングで撮影したキスジキュウセンの水中写真】
今日は、『平安遷都の日』。
学生時代に”鳴くよ鴬、平安京”と暗記した時代が懐かしい。
西暦794年から1869年まで1,000年以上に渡り、日本の首都が現在の京都市に置かれていたというところに日本の歴史ロマンを感じる。
因みに日本国は、7世紀から現在まで1,300年以上も続いている歴史の古い国。
これは世界的に見ても長く続いている国家に数えられる。
例えば、日本の一部として成り立っている沖縄県。
元々は琉球国という一つの統治国家だったが、徳川家康時代に薩摩藩が琉球征伐に向かい、たった1週間という短期間で陥落させた。
そのまま日本国の一部となり、1429年から始まった歴史にたったの450年で幕を閉じた事で知られる短命国家。
因みに1590年に鳥取藩が琉球征伐を行う予定だったが、薩摩藩が琉球国をかばって中止された。そのまま実行されていれば本来は150年という超短命国家で終わっていた。
結局、この件も含む琉球国の薩摩藩に対する非礼が積み重なり、征伐される結果となった事は沖縄県の公文書にも記されている。※ 琉球王国は通称で正式名称ではない
北海道は統治国家ではなかったため、アイヌの部族を制圧することで日本に組み入れた歴史がある。
何れにせよ、今日では安倍総理を筆頭にした自民党政権や日銀黒田総裁のおかげで良い生活を送る事が出来ているのは確か。
感謝せねば。
キスジキュウセン 雌相
写真は、キスジキュウセン(雌相)。
沖縄本島の西海岸、北谷町砂辺のソフトコーラル上で撮影したもので、見かける時は普通種に感じるのだが、一旦見かけなくなると全然出会わない様な気がするベラの仲間。
小中学生時代で釣りを楽しんでいた頃は、キュウセンの仲間が釣れると『餌取り』『外道』程度のイメージしか持っていなかったが、ダイビングを始めてからはカラフルで面白い魚だと思えるようになった。
似たような写真だが・・・
キスジキュウセンの外観特徴
体側中央を走る黄色い縦帯が特徴的。雌相や幼魚はイトベラに似ているがキスジキュウセンの方が寸詰まり感のある体型で、尾柄部に確認できる黒斑の位置も違っている。
キスジキュウセンの分布
キスジキュウセンは、南日本の太平洋沿岸、琉球列島、小笠原諸島;西部太平洋の熱帯域
和名 : キスジキュウセン(スズキ目ベラ科ホンベラ属)
学名 : Halichoeres hartzfeldii
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -8m