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キンメモドキ

沖縄本島の直下にある熱帯低気圧はグズグズしたまま長く続きましたがそろそろ台風になりそうです。
どちらにしても、週末になっての雨天&北風の冬型セットは勘弁してくれって感じ・・・

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キンメモドキ

キンメモドキ
上の水中写真は、沖縄本島の東海岸北部にある辺野古の海でダイビングした時に撮影したものです。
ビーチからは少し遠く、ボートでないと行けない場所なのですが、海中ではダイナミックな地形が広がっており、クレパスや水中洞窟の様な場所がありました。

その洞窟の入り口付近にグッチャリと群がっていたキンメモドキの群れ。
見た目はテンジクダイ科の魚に見えますが、ハタンポ科/キンメモドキ属の仲間なのです。

彼らは浅海の岩礁域やサンゴ礁域で、岩やサンゴの下、穴などで群れを作り生活しており、太陽が落ちて暗くなると、外に出てきて活動しています。
ナイトダイビングなどで海に入ると、リーフ上の浅所などを悠々自適に泳ぎまわっている様子をよく見かけます。
最初に見た時、昼間の仕事中は大人しいけど、お酒が入ったら声が大きくなる知り合いの人を思い出しました。(笑)

この写真を撮影していた時に、洞窟の暗がりの中から体長2mオーバーのサメがニュルニュルといきなり出てきたのでちょっとビックリ。
慣れているとは言え、水中では一人で行動していたので心臓バクバクもんでした。

この後ボートに戻ったら、「ボートがない!」
・・・と思ったら、潮回りが変わった影響で根の反対側に回りこんでいたようです。

やはり沖合でひとりぼっちは寂しいですね(笑)

キンメモドキの外観特徴

顔が黄色いこと、背鰭は三角形のものが一枚(近似するテンジクダイ科の仲間は背鰭が二枚)であることで簡単に区別可能。
その他、体は長卵形(体高は体長の36%以下)、臀鰭基底長は短く、体長の30%前後、側線の後端は、尾鰭後端に達しない、臀鰭基部に鱗がない、臀鰭の軟条数20~21。

キンメモドキの分布

キンメモドキは、八丈島、千葉県外房域~九州南岸の太平洋沿岸、九州北岸・北西岸、沖縄島以南の琉球列島;済州島、台湾、インド-西太平洋、カロリン諸島、マーシャル諸島での観察記録がある。

和名 : キンメモドキ(スズキ目ハタンポ科キンメモドキ属)
学名 : Parapriacanthus ransonneti
撮影日 : 2014年8月31日
撮影場所 : 沖縄本島東海岸
撮影水深 : -15m

沖縄本島のダイビングOKINAWANFISH.COM

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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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