コンペイトウウミウシ
コンペイトウウミウシ
新型コロナウイルスの新たな感染者がかなり増えてきましたね。
今日だけで全国の新規感染者数が452人と報じられており、全国に緊急事態宣言が発令された4月16日の前々日と同水準にまで上がってきました。
東京都については、6月中旬から増加傾向があり、7月2日には一日あたりの新規感染者数が100名を超えたにも関わらず、国も都もまったく手を付けてこなかったツケが日本全体に悪影響を及ぼし始めたような気がしてなりません。
Go To キャンペーンも、延期もしくは対象期間を後ろ倒しにする可能性も出てきましたね。
コンペイトウウミウシとは
今日の水中写真は、「コンペイトウウミウシ」です。
見た目もインパクトが強いのですが、何より名前が可愛いですよね。
この水中写真は少し古いもので「月刊ダイバー 2009年12月号」で使用してくださったものです。
※「広瀬研だより ちょっとトリビアな無脊椎動物の話」コーナー
コンペイトウウミウシの特徴
コンペイトウウミウシは、比較的体高が高く、白色をおびた半透明なカラダに先端が橙色~黄色の突起が点在していることから他種と見間違うことはないと思います。
鰓葉と触角も白く、黒色が点在するように見えます。
何よりも30mm以上ある個体が多いので、老眼には優しいウミウシではあります。
コンペイトウウミウシの生息環境
コンペイトウウミウシは、水深20mより深場で一年を通して見る事ができるウミウシの仲間です。
コンペイトウウミウシの体表に付着しているモノについて
この個体特有の事象ではありますが、コンペイトウウミウシの体表にまるで「ミッキーマウス」のような外観をした小さな物体が張り付いているモノがお分かりでしょうか。
これは「コペポーダ」と呼ばれる生物です。
カイアシ類の仲間で、学名の「copepoda」を、そのままカナ読みしています。
この「コペポーダ」は、様々なウミウシの体表に付着しており、ウミウシの体表にある粘液を食すことで生きています。
コペポーダとしては、魚に食べられる事がないウミウシに付着することで、安全に身を守りつつ餌にもありつけるというメリットがあります。
一方で、ウミウシ側には何らメリットがないため、所謂「片利共生」ということになります。
ウサギの耳のように見える部分がコペポーダの卵塊で、ここから新しいコペポーダが産まれてくるのです。
コンペイトウウミウシの分布
コンペイトウウミウシは、西太平洋の熱帯域に分布。
コンペイトウウミウシの和名・学名
和名 : コンペイトウウミウシ
学名 : Halgerda carlsoni
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
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沖縄本島で初めて確認された魚について記事が掲載されました