ミジンベニハゼ
【紀伊半島のダイビングで撮影したミジンベニハゼの水中写真】
アロハ~☆明日から7月。南国リゾートの沖縄は最高のシーズンに入りますね。
と言いつつも長期予報によると、台風9号チャンホン(Chan-hom)は8日(水)の午前9時頃に沖縄本島を暴風域に巻き込みながら9日(木)に通過していくとされていますね。あくまで長期予報なので変わってくるとは思いますが、この近辺にリゾートを楽しみに来られる方は気を付けてくださいませ。

写真は、もっとも大阪に近い和歌山のダイビングスポット「白崎海洋公園」で撮影したミジンベニハゼの水中写真。
嫁さんとセルフダイビングで潜っている際に見つけた個体です。
ミジンベニハゼは、水深-10m以深の砂底にある貝殻や転石の隙間で見かける可愛いハゼで、ナカモトイロワケハゼと同様、海底に落ちている空き缶や空き瓶などの中でも生息している様子がよく撮影されています。
「日本のハゼ」などでは単独またはペアで生息と記載されていますが、この時は5個体近く固まって生息していました。
あっちの石の下から出たと思ったら、こっちの石の下から・・・みたいな。
体長は2.5cm程度。

この手のハゼは、光の当て方を工夫して真上から撮影すると透明感が強調されてクリアな感じに撮ることができるので是非トライしてみてください。
特に目が綺麗ですよ。
ミジンベニハゼ属は、インド・西太平洋の温帯から熱帯域に分布する4種が知られており、日本からは3種が報告されている。
新参異名は、キギクハゼ。
ミジンベニハゼの外観特徴
・体色は頭部から一様に黄色または黄橙色
・体に鱗はなく、円滑
ミジンベニハゼの分布
ミジンベニハゼは、千葉県館山湾から愛媛県室手の太平洋沿岸、兵庫県香住、福岡県津屋崎から鹿児島県笠沙の玄界灘・東シナ海沿岸;台湾北部、セブ島(フィリピン)、マブール島(マレーシア)、スラウェシ島、バリ島からの報告がある。
和名 : ミジンベニハゼ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ミジンベニハゼ属)
学名 : Lubricogobius exiguus
撮影日 : 2004年10月12日
撮影場所 : 紀伊半島(白崎海洋公園)
撮影水深 : -10m
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