本ページにはプロモーションを含みます

シマヨシノボリ

2017年5月10日

スポンサーリンク

【沖縄本島のダイビングで撮影した シマヨシノボリ の水中写真】

5/5~5/6のGW期間中に、沖縄本島の河川でリバートレッキングなどを楽しんでいた行楽客が、川の増水によって云々というニュースが全国版で流れていた。

結果的に、タナガーグムイという滝つぼスポットは、過去の水難事故も考慮して立ち入り禁止になるそうな。
行政関係者によると、その他の河川も立ち入り禁止にしようかという案も出ているそうなので、今後の動向を見守りたいところではある。

     

シマヨシノボリ

下記3枚は、沖縄本島の西海岸側に流れ込む河川の中流域で撮影した シマヨシノボリ の水中写真。

河川の中流域を中心に生息するハゼの仲間で、平瀬に単独で見られる。
小河川・大河川に関係なく生息していることが知られている。

琉球列島産の シマヨシノボリ と、本州産の シマヨシノボリ を比較すると、琉球列島産の方が頬の斑紋が太く鮮やか。

琉球列島産 シマヨシノボリ と、本州産 シマヨシノボリ が、遺伝的に離れている事が知られているので、その内分類学的検討が行われるのではないかと思っている。

     
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
     
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
     
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
沖縄本島 西海岸 の 河川 で 撮影した シマヨシノボリ の 水中写真 (6cm SL)
     

シマヨシノボリの外観特徴

・頬に明瞭なミミズ状線か、眼から放射状に伸びる線がある

・胸鰭軟条部に2本の三日月状斑がある
 ※ 稀に小さい3本目の三日月状斑がある
 ※ 琉球列島産の個体は、三日月状斑が不明瞭な場合がある

・鰓蓋上部に明瞭な黒色縦帯がある

・腹部が青色になることがある

     

シマヨシノボリの分布

シマヨシノボリ は、本州(紀伊半島南部を除く)、四国、隠岐、壱岐、対馬、五島列島、九州、種子島、屋久島、琉球列島;朝鮮半島南部からの報告がある。

     

和名 : シマヨシノボリ ( スズキ目 / ハゼ亜目 / ハゼ科 / ヨシノボリ属 )
学名 : Rhinogobius nagoyae
撮影場所 : 沖縄本島西海岸側の河川
撮影水深 : -0.2m

     

沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM

     
The following two tabs change content below.
基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

最新記事 by 沖縄移住 ダイビング 水中写真 OKINAWANFISH (全て見る)