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アツクチスズメダイ幼魚

2020年5月8日

このページで分かること

以下では、アツクチスズメダイの幼魚について記述しています。沖縄本島のダイビングやシュノーケルで水中撮影をした、アツクチスズメダイygの水中写真を交えながら、生態、外観特徴による見分け方、生息エリア、探しかた、和名、学名、英名、水槽での飼育まで解説しています。

アツクチスズメダイ幼魚

アツクチスズメダイ幼魚
アツクチスズメダイ幼魚

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アツクチスズメダイについて

大潮の干潮時など、海面が大きく下がるときに限って姿を現す水たまり(タイドプール)で、水深30cm程度の深さに枝状ミドリイシサンゴが群生している場所で撮影したものです。

タンクを背負って潜るスキューバダイビングと異なり、シュノーケルとマスクだけという軽装備なので、魚が怖がるレギュレーターの排気音を気にせずにじっくりと近付くことができます。

カメラを雑に動かすと警戒されて、枝状サンゴの奥に隠れてしまうので、不要不急の動きは避けることが水中撮影のコツです。

アツクチスズメダイは体色が濃いため、オートフォーカスではピントを合わせるのが難しい部類です。
マニュアルモードに切り替えるか、フォーカスロックを活用しながら水中撮影をしましょう。

また、タイドプール独特の撮影スキルとして、水深が浅すぎるため、太陽の前を雲が通過する時とそうでない時のカメラの設定がガラリと変わります。

普段から、シャッタースピードや絞りの調整は、ブラインド操作ができるぐらいまで練習して、カメラの操作には慣れておきましょう。

アツクチスズメダイの外観特徴による見分けかたについて

アツクチスズメダイの外観から見分けられる特徴は、「唇が分厚く、まくれ上がっている」ことです。

和名でもある、「アツクチスズメダイ」の由来にもなっている、独特の外観が何ともいえません。

アツクチスズメダイの生息エリアについて

海水魚に関する書籍によると、アツクチスズメダイの生息エリアは、水深0.5m~3m程度のサンゴ礁域で、礁湖内の枝状ミドリイシ類の周辺に生息すると記述されています。

アツクチスズメダイの食性は、主にサンゴのポリプ食なので、テングカワハギ のようにサンゴを突いている様子をよく見かけます。

アツクチスズメダイの生息分布について

アツクチスズメダイの生息分布については、以下の通りです。

沖縄諸島以南の琉球列島、尖閣諸島;台湾、東インド – 西太平洋 ( アンダマン海以東 )

アツクチスズメダイの和名・学名・英名について

和名 : アツクチスズメダイ ( スズキ目 / スズメダイ科 / アツクチスズメダイ属 )
学名 : Cheiloprion labiatus
英名 : Big-lip damsel

アツクチスズメダイの飼育について

アツクチスズメダイは、美しい模様と色合いを持つ海水魚の一種であり、飼育する際には注意が必要です。以下は、アツクチスズメダイの飼育についての記述です。

  1. 水槽の設置

アツクチスズメダイは、少なくとも100リットル以上の水槽が必要です。水槽の底には、砂利やサンゴなどの自然な素材を使用し、多様な隠れ家を設置することが重要です。また、水槽内の水温は、24〜26℃に保ち、水質管理にも十分な注意を払う必要があります。

  1. 餌の与え方

アツクチスズメダイの食性は、自然下ではサンゴのポリプ食でありますが、一般的に販売されている海水魚の餌でも問題なく食べます。餌は1日2回程度、適量を与えることが望ましいです。また、餌に必要な栄養素を摂取するために、多様な種類の餌を与えることが重要です。

  1. 水槽内の環境

アツクチスズメダイは、他の海水魚と同様に、水槽内の環境に敏感です。水槽内には、水流や酸素の循環を良くするためのポンプを設置することが望ましいです。また、水槽内の照明は、夜間には暗くすることで、魚のストレスを軽減することができます。

  1. 病気の予防

アツクチスズメダイは、ストレスや水質の変化に弱く、病気にかかりやすい傾向があります。定期的な水換えと、水質検査を行い、適切な水質管理をすることが必要です。また、病気の予防のために、新しい魚を導入する前に、検疫期間を設けることが望ましいです。

以上が、アツクチスズメダイの飼育についての記述です。飼育には、専門的な知識や経験が必要であり、飼育者自身が常に魚の健康を確認し、適切な対応を行うことが重要です。また、飼育者は、アツクチスズメダイが健康で快適に過ごせるように、定期的な水槽内の清掃やメンテナンスを行うことも忘れずに行いましょう。

なお、アツクチスズメダイは、他の魚との共生が難しい場合があります。同種の魚を一緒に飼育する場合には、水槽の広さや餌の与え方、環境の整備に注意し、問題が起こらないように注意が必要です。また、他の種類の魚と飼育する場合には、相性を考慮し、飼育する魚の種類や数、水槽の大きさなどを適切に調整することが重要です。

以上が、アツクチスズメダイの飼育についての解説となります。
アツクチスズメダイの飼育には、十分な知識や経験、責任感が必要であり、適切な飼育環境を整え、魚たちが快適に過ごせるようにすることが大切です。

沖縄本島のダイビングOKINAWANFISH


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「ザ!鉄腕!DASH!!」にて水中写真を使用して頂きました(日テレ・2018年12月23日放映)
2009年琉球新報 紙面にて
沖縄本島で初めて確認された魚について記事が掲載されました

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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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