アケボノハゼ
【沖縄本島のダイビングで撮影した アケボノハゼ の水中写真】
ここ一年ほど、にわかに盛り上がってきた「中小企業淘汰論」。
その根底には、中小企業こそが日本経済の停滞の原因であり、再浮揚のためにはその淘汰が不可欠であるという説が有力になってきたからだが、まったくその通りだと思う。
少し前までは暴論扱いをされていたが、今では正論として支持する人が多くなってきている「中小企業淘汰論」。
生産性の低さからすると納得できなくもない。
私の住んでいる沖縄県を例にすると、例えばシステム管理の求人で沖縄の中小企業だと年収200万円台、高くても300万円にギリギリ乗るかどうか。
はっきり言って結婚して家族を養ったり、家を買うのは夢のまた夢。
しかし、東京に本社を置く企業の求人では年収400万円台~。経験者なら500万円台も可能だろう。人生設計も見えてきそうですね。
そして一番多いのが外資系。1,000万円台~のスタートになる。
空前の人手不足から求人の多い昨今。
個人的には、自分を売るチャンスを是非活かすべきだと思います。
アケボノハゼ
本日の水中写真は、アケボノハゼ。
シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)と来れば、やはり近隣に生息しているこの子も外せない。
サンゴ礁の水深35m~55m辺りの礁斜面に生息しており、海底付近でホバリングしていることが多い。
基本的に巣穴の上に居るので、一度見かけると長らく観察できる。
ホーシューの底には割とウジャウジャ居るので、珍しくも何ともないが、他の場所ではなかなか見ることがないので、沖縄本島はある意味恵まれたダイビング環境なんだろうなと思う。
沖縄本島では、恩納村のダイビングポイント「ホーシュー」などで通年観察することができるハゼ。
その水深まで行けば、居ないということは一度もないので、観察しやすい部類に入るかと思う。
また、和名「アケボノハゼ」は、現在の皇后陛下が提案され、天皇陛下が和名をご命名されたことでも知られている。
アケボノハゼ の分布
アケボノハゼは、相模湾、八丈島、高知県柏島、琉球列島、他、インド・太平洋から報告されている。
和名:アケボノハゼ
学名:Nemateleotris decora
撮影日 : (1)2010年1月11日 (2)2010年3月20日 (3)2010年5月2日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -50m
沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
参考書籍1
日本の海水魚 (山渓ハンディ図鑑) [ 吉野雄輔 ]
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参考書籍2
日本産魚類検索第3版 全種の同定 [ 中坊徹次 ]
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