ウテンミノウミウシ
NHKのビッグデータを活用したニュースによると、GWの5日間で東京・大阪から他府県への移動先トップが共に沖縄県だったとデータを示していました。やはり密を避けてリフレッシュできそうなイメージがあり、実際にそういった場所が少なくない事に加えて、ハワイ・グアム・セブなどに行けない方々も沖縄旅行を選択する理由になったのでしょうね。
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ウテンミノウミウシ
ウテンミノウミウシの水中写真
今日の水中写真は、「ウテンミノウミウシ」。
沖縄本島のダイビング・ポイント「真栄田岬(沖縄県中頭郡恩納村真栄田)」で出会った際に撮影したものです。
すぐそばにホストの一つである”キクマメスナギンチャク”がありました。
ウテンミノウミウシは、模式産地とされた奄美大島の宇天ビーチに由来しています。
クラサキウミウシでも書きましたが、奄美大島の海は本当にオススメ。
中でも、倉崎海岸のすぐ上にあるネィティブシー奄美は、宿としてもダイビングショップとしても秀逸で、とても良かった思い出があります。
倉崎ビーチのように南国らしい白砂のビーチもあれば、ニシキテグリが群居しているピアテグリはシルト状にユビエダハマサンゴが群生する環境だったり、ボートで沖に出ると慶良間に匹敵する透き通った海があったりと、生物の多様性には事欠かないので初心者からベテランまで楽しめると思います。
美しい倉崎ビーチが目の前 【ネィティブシー奄美】奄美大島
美しい倉崎ビーチが目の前 【ネィティブシー奄美】奄美大島 |
ウテンミノウミウシの外観特徴について
ウテンミノウミウシの外観特徴については、以下の通りです。
・体地色は半透明に近い淡褐色
・背面には不透明な白色と褐色の微細点が散在する
・背面突起の地色は半透明だが、共生する褐虫藻が見えるために色付いているように見える
・触角は体地色と同色で緩く湾曲して平滑
・前足隅も体地色と同色で丸い
ウテンミノウミウシの生息環境について
ウテンミノウミウシについては、一度しか見たことがないので情報不足は否めませんが、マメスナギンチャクをホストにしているので、そのあたりを探してみると見つかるかも知れません。
この個体の撮影時は、すぐそばにキクマメスナギンチャクがありました。
ウテンミノウミウシの生息分布について
ウテンミノウミウシの生息分布については情報不足ですが、奄美大島、沖縄本島、慶良間諸島で確認されているようですので、熱帯系のウミウシなのかも知れません。
ウテンミノウミウシの和名・学名について
ウテンミノウミウシの和名および学名については、以下の通りです。
和名 : ウテンミノウミウシ
学名 : Baeolidia rieae
水中写真ギャラリー
ウテンミノウミウシの水中写真ギャラリー
沖縄移住と仕事の両方を探している方向けの求人情報
沖縄の住み込みリゾートバイト
他の都道府県在住者が、沖縄県でリゾートバイトをするということは、必然的に住み込みになります。
リゾートバイト期間は1ヶ月や1週間、2週間という短期間の方もいらっしゃいますが、多くは数か月単位で働ける求人です。
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単なるアルバイトだけでなく、沖縄移住の準備期間として、リゾートバイトをしながら、地元ならではの不動産情報やマーケティングを行って、ダイビングショップやマリンレジャーのお店を立ち上げるなど、起業をするかたも多くいらっしゃいます。
時給1200円以上、個室寮、寮費無料、築浅など好条件のリゾートバイト求人が多めです。
沖縄本島ダイビング 水中写真サイト OKINAWANFISH
沖縄本島のダイビングで撮影したハゼやスズメダイなどの魚類・ウミウシ・甲殻類の水中写真を中心に、生息環境や見分け方、生息分布、和名・学名を中心に掲載しています。沖縄グルメ、沖縄移住、子供のことや沖縄の海・ビーチ、沖縄旅行の観光ポイントについて
水中写真を使用して頂きました
「ザ!鉄腕!DASH!!」にて水中写真を使用して頂きました(日テレ・2018年12月23日放映)
沖縄本島で初めて確認された魚について記事が掲載されました
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