オトヒメウミウシ
オトヒメウミウシ
4月最初の週末を迎えましたが、沖縄本島の飲食店が元気に復活し始めていますね。
土曜の夕方に街中を歩いていると、あちらこちらで乾杯の賑やかな声が聞こえてきました。
一年ぶりに営業を再開した居酒屋も数軒はありましたが、やはり"ひとけ"があると嬉しいものです。
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「オトヒメウミウシ」について
今日の水中写真は、「オトヒメウミウシ」。
沖縄本島のダイビング・ポイントの一つ「真栄田岬(沖縄県中頭郡恩納村真栄田)」の水深27m付近で水中撮影したウミウシです。
ちょうど子孫繁栄に励んでいる最中にお邪魔させていただきました。
「オトヒメウミウシの外観特徴」について
オトヒメウミウシの外観特徴については、以下の通りです。
・体地色は、黄色
・背面も黄色地で紫色の斑点が散布している。斑点の外周は薄紫色と淡い黄色で囲まれる
・背面の触角から二次鰓付近まで斑点を避けるような褐色域がある
・触角は、基部が半透明でその先は鮮やかな黄色
・二次鰓は白色で、鰓葉は濃褐色
上記の水中写真は、ストロボではなく水中ライトを使って撮影しています。
「オトヒメウミウシの生息環境」について
オトヒメウミウシは、潮通しの良いサンゴ礁域で季節を問わず、やや稀に見られるとされています。
「オトヒメウミウシの生息分布」について
オトヒメウミウシの生息分布は、伊豆半島以南・西太平洋熱帯域。
「オトヒメウミウシの和名・学名」について
オトヒメウミウシ の和名および学名は、以下の通りですが、" Chromodoris “から" Goniobranchus “へ移っているようです。
和名 : オトヒメウミウシ
学名 : Goniobranchus kuniei Chromodoris kuniei
「オトヒメウミウシの交接」の様子
ウミウシの交接は独特
オトヒメウミウシは、普段から外套膜の縁をヒラヒラさせながら移動する様子が見受けられますが、交接の際も同じように外套膜周縁を時折バタつかせながら交接する様子を観察することができます。
おかげさまで交接の様子が丸見えになっています。
サーシャコヤナギウミウシ の交接も濃厚でしたが、オトヒメウミウシの交接も負けてはいませんね。
「寄生生物」について
ウミウシに寄生するコペポーダ
上記オトヒメウミウシの水中写真をよく見ると、左側の個体にはコペポーダが2個体付いています。
白い矢印で示しましたが、交接器の近くに1個体、そして反対側にもミッキーマウスの様な外観をした寄生虫「コペポーダ」が付いている様子が分かるかと思います。
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