クロオビハゼ
クロオビハゼ
日経新聞によると、2020年に行われた希望退職は前年比2.5倍の1万8千人だそうです。コロナで解雇された方は8万人なので、およそ10万人が職を失う計算になりますね。
やはり、業種はアパレル、旅行関連、外食産業、卸・小売業という構成です。
一方で同記事にもある通り、IT業界や医療業界では求人総数が減った感はなく、むしろ人出不足となっています。
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クロオビハゼについて
今日の水中写真は、「クロオビハゼ」です。
内湾の湾奥などに生息している割と6cm程度まで成長するハゼで、軟泥底・泥底・砂泥底といった環境の巣穴上でホバリングしています。
「黒帯」という名前の通り、体側中央に暗褐色の縦帯が1本走っていることが和名の由来となっています。
縦帯を境に背側は灰色、腹側は白色であることが外観の特徴です。
ヒメコガネハゼについて
クロオビハゼの幼魚には黄変個体が存在しています。
沖縄本島のダイビングでも、砂泥環境に行くとそこそこ出会いますが、この黄変個体は「ヒメコガネハゼ」と呼ばれていました。
明仁親王(現:上皇明仁様)が、石垣島産の標本をMyersina.spとして、ヒメコガネハゼの新称を付して水槽飼育を行っていたところ、成長するにつれて色彩が変化していき、クロオビハゼと区別できない個体となったため、改めてその標本を検討したところ、クロオビハゼとの差異が認められなかったため、ヒメコガネハゼ=クロオビハゼの黄変個体とされた経緯があります。
そういった経緯を知ると、以下に並ぶクロオビハゼの水中写真は、2枚とも頬のあたりに黄色い箇所が残っているように見えますね。
ここまで来ると、黄変する理由も知りたいところです。
クロオビハゼの生息環境について
クロオビハゼの生息環境は、以下の通りです。
内湾の砂泥底で、テッポウエビ類と共生するように生息している。
クロオビハゼの外観特徴や見分け方について
クロオビハゼの外観特徴や見分け方は、以下の通りです。
・第1背鰭棘は伸長せず、その長さは基底長よりやや長い程度
・第1背鰭前方に黒色斑はない
・生時や鮮時に頬と鰓蓋に青色点がある
・鰓蓋の上半部を暗色縦帯が通る
※但し、縦帯が消えた黄変個体(ヒメコガネハゼ)では分かりにくい
・頭部背面には鰓蓋上方まで鱗がある
クロオビハゼの生息分布について
クロオビハゼの生息分布は、以下の通りです。
沖縄島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島;西太平洋
クロオビハゼの標本は、西表島から得られた個体が元になっています。
クロオビハゼの和名・学名について
クロオビハゼの和名および学名については、以下の通りです。
和名 : クロオビハゼ ( ハゼ亜目 / ハゼ科 / ハゴロモハゼ属 )
学名 : Myersina nigrivirgata
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