シマギンポ 婚姻色
シマギンポ 婚姻色
国民の多くが今日で御用納めとなり、5日間程度の年末年始休暇に入られるのではないでしょうか。報道で知る限りでは空港も新幹線も軒並み空いているようで、人の動きが少なくなっているようですね。
高速道路の渋滞情報を見ても、例年なら既に真っ赤になっている主要道路もゼロですね。
今年は、日本の祝日を家族だけで暮らすというのも、たまには良いかも知れません。昔ほどではありませんが、令和になった現代でも日本国旗を掲げているお家もたまに見かけます。
そういえば、これから紹介する「シマギンポ」の眼は、旭日旗のようにも見えませんか。
日本のお正月は日本酒が似合う
シマギンポの婚姻色について

今日の水中写真は、「シマギンポの婚姻色」です。
先に投稿したシマギンポは平時に撮影したものですが、婚姻色のシマギンポも驚くほどフォトジェニックで、とても綺麗なイソギンポ科の仲間です。
汽水域エリアだけは多くのシマギンポが生息しており、ロウソクギンポなどと同じように婚姻色を確認することができたので、撮影してきました。

シマギンポの生息環境について

シマギンポの生息している環境は、以下の通りです。
・やや汽水の混じる海側の潮間帯や波打ち際を好んで生息
※先に投稿したシマギンポにて詳細を記載しています
シマギンポの外観特徴と見分け方について

シマギンポの外観から分かる特徴と見分け方については、以下の通りです。
・胸部に薄い色で囲まれた橙色の大きな斑紋が一つあること
・雌雄ともに頭部に、正中線皮弁があること
シマギンポの生息分布について

シマギンポの生息分布は以下の通りです。
八丈島、紀伊半島以南の南日本の太平洋岸、琉球列島
シマギンポの和名・学名について

シマギンポの和名および学名については、以下の通りです。
和名 : シマギンポ ( イソギンポ科 / ヤエヤマギンポ属 )
学名 : Salarias luctuosus
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : 10cm~20cm程度
婚姻色になったシマギンポの全身写真

婚姻色になった際のシマギンポが、巣穴から出た瞬間に全身を撮影してみました。
沖縄本島ダイビング 水中写真サイト OKINAWANFISH
沖縄本島のダイビングで撮影したハゼやスズメダイなどの魚類・ウミウシ・甲殻類の水中写真を中心に、生息環境や見分け方、生息分布、和名・学名を中心に掲載しています。沖縄グルメ、沖縄移住、子供のことや沖縄の海・ビーチ、沖縄旅行の観光ポイントについて

水中写真を使用して頂きました

「ザ!鉄腕!DASH!!」にて
水中写真を使用して頂きました
日テレ・2018年3月25日放映
「ザ!鉄腕!DASH!!」にて
水中写真を使用して頂きました
日テレ・2018年12月23日放映

2009年琉球新報 紙面にて
沖縄本島で初めて確認された魚について記事が掲載されました
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