タマギンポ
タマギンポ
全国の主要駅や繁華街で人出が増えたそうですが、年末年始に向けての準備など必然的にそうなりますよね。
日本政府も3月の頃から進歩がありませんし、もっとも人口の多い東京都知事も言葉遊びの領域を出ていないので、国民や都民にも伝わってくるものがありませんよね。
100歩譲って、ロックダウンが難しいのであれば、せめて時限措置でマスク着用の義務化法案や、それに伴って想像できそうな粗悪品や薬事法対応など、色々できたはずの9か月だったのではないかと思うのは私だけではないはずです。
タマギンポ
今日の水中写真は、「タマギンポ」です。
沖縄本島の西海岸でも岩礁域の波打ち際でそこそこ見かけるイソギンポの仲間ですが、本種は海と陸の境目に近い場所に生息しているので、わざわざ狙わない限りは一般ダイバーより磯遊びをしている子供のほうが目にしているかも知れません。
干潮時に海と切り離され、水面が静かであるというタイドプールの利点を生かして、水面下から鏡面写真となるように撮影してみました。
タマギンポを縦撮りしてみた
タマギンポの縦撮り水中写真です。
あの重量が5kgある重いハウジングでタイドプールの縦撮りは、それなりの腕力と我慢を強いられます。
特に二灯タイプのストロボで縦撮りを行う場合、上になった側のストロボが水面より上に出てしまうので、アームの取り回しについても工夫が必要になってくる。
水面撮影の注意点
この下の写真は、厳密に言うと水面写真です w
タマギンポが生息する水深があまりにも浅すぎるため、時として水中ではなく、このように海面より上に出てきてしまうこともあります。
水中と水面を行ったり来たりする場合は、あらかじめポートの表面にガラコを塗布しておくと水切りが早いのでおすすめです。水滴が残っている場合は、息を吹きかけるだけで飛んでいきます。
タイドプール水中撮影の注意点
上の水中写真は、「イレズミハゼ」と「タマギンポ」のコラボです。
写真の上部にイレズミハゼが逆さまになって天井に張り付いているのが分かると思います。
タイドプールでの水中撮影は、一般的なダイビングでの水中撮影とはまったく異なり、水深が浅い或いはポートの先だけがかろうじて水面下になっているというような状況もあるので、本当にハウジングの取り回しが難しいという点が一つ。
さらに、降雨や自分自身のウエットスーツに染み込んだ真水など、外的要因の影響も大いに受けます。
海水と真水が混ざると、お互いの比率が異なるためケモクラインが発生してしまい、水中撮影の難易度が上がります。それが2点目。
3点目は露出です。
水深が浅いが故に太陽光が減衰しないので、太陽が雲に隠れたり出たりするたびに露出がガラリと変わります。
短い時間でも、シャッター速度や絞り値の設定がコロコロと変化する事もタイドプール撮影の特徴といえるでしょう。
上の水中写真は、「ニセカエルウオ」と「タマギンポ」のコラボです。
ほとんどの水中写真は、水深0cmから10cm程度の浅いタイドプールで撮影したものですが、「タマギンポ」のように用心深い海の魚と対峙出来るようになるまでには、見つけてから撮影までに相応の時間をかける必要があります。
タマギンポの顔面アップ
上の水中写真は、タマギンポの顔面アップ。
タマギンポ の外観特徴や見分け方
特徴が分かりやすい タマギンポ の全身写真です。
タマギンポの外観特徴や見分け方については、以下の通りです。
・眼上皮弁は掌状で、中央付近の幅が広いこと
上の水中写真も、一見は異なる種類に見えますが「タマギンポ」です。
タマギンポ の分布
タマギンポを真上から見た時の写真も貼り付けておきましょう。
タマギンポの分布については、以下の通りです。
タマギンポ は、熊本県天草、千葉県館山、和歌山県白浜、高知県、屋久島、種子島、琉球列島;台湾南部、西太平洋の熱帯域からの報告がある。
タマギンポの和名・学名
タマギンポの和名および学名については以下の通りです。
和名 : タマギンポ ( スズキ目 / イソギンポ科 / タネギンポ属 )
学名 : Praealticus bilineatus
撮影場所 : 沖縄本島 西海岸側 タイドプール
撮影水深 : -0.2m
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