ニヨリセンテンイロウミウシ
5月5日は「こどもの日」。子供の健やかな成長を願い、母親に感謝する日・・・なんて綺麗ごとを言っている暇もなく、相変わらず我が家はバタバタした一日を過ごしていました。
3人もいると大変なのですよ。
そんな沖縄地方は、昨日のうちに梅雨入りをしました。
平年より5日早いそうですが、その分早い梅雨明けで太陽がチリチリと照り付ける真夏の到来を心待ちにしています。
ニヨリセンテンイロウミウシ
ニヨリセンテンイロウミウシの水中写真
今日の水中写真は、「ニヨリセンテンイロウミウシ」。
沖縄本島のダイビング・ポイント「真栄田岬(沖縄県中頭郡恩納村真栄田)」や「ホーシュー(沖縄県中頭郡恩納村万座)」で撮影したものです。
センテンイロウミウシとほぼ見分けが付きませんが、触角の橙色の輪がニヨリセンテンイロウミウシは2本、センテンイロウミウシは3本であることが識別ポイントかと思います。
沖縄のウミウシでは、すべてがセンテンイロウミウシとして記載されています。
”ニヨリ”の由来は、センテンイロウミウシとよく似ているウミウシという意味で”似寄り”から由来しているのかも知れませんね。
ニヨリセンテンイロウミウシの外観特徴について
ニヨリセンテンイロウミウシの外観特徴については、以下の通りです。
・体地色は乳白色で、背面には暗紫色から赤褐色の細点が散布している。
・触角後方から鰓後部に至る白色縦線が数本ある。
・頭部と背面後部、尾部には白色細点が散布している。
・個体によっては、褐色から赤褐色の斑紋が広く背面を覆う。
・触角は白く、赤褐色の輪が2本ある。鰓は外側が橙色で、内側が白色。
ニヨリセンテンイロウミウシの生息環境について
これまでの観察例からすると、ニヨリセンテンイロウミウシは、潮通しの良いサンゴ礁域に生息すると思われます。
ニヨリセンテンイロウミウシの生息分布について
ニヨリセンテンイロウミウシの生息分布については、西太平洋熱帯域。
ニヨリセンテンイロウミウシの和名・学名について
ニヨリセンテンイロウミウシの和名および学名は、以下の通りです。
和名 : ニヨリセンテンイロウミウシ
学名 : Hypselodoris maculosa
水中写真ギャラリー
ニヨリセンテンイロウミウシの水中写真ギャラリー
似ているウミウシの比較コーナー
ニヨリセンテンイロウミウシとセンテンイロウミウシの違いは?
ニヨリセンテンイロウミウシとセンテンイロウミウシは外観がとてもよく似ていますが、一点だけ決定的に異なる箇所がありますので、写真を並べて比較してみます。
ニヨリセンテンイロウミウシ:触角にある橙色の輪が2本
センテンイロウミウシ:触角にある橙色の輪が3本
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