ハタタテハゼ
今日は珍しく大規模な障害が発生したため、仕事に大きな支障が出ていました。
航空管制システムやYouTubeが見れない、Googleの各種機能が使えないといったように広範囲でシステム障害が出ていたので、共通した原因があるのかも知れませんね。
明日は最高気温でも16℃程度なので、外出時はいつも以上に暖かい服装にしたほうが良さそうです。
ハタタテハゼ

今日の水中写真は、「ハタタテハゼ」です。
沖縄本島のダイビングでは、ごくごく普通に見かける魚類ですが、あまりにも頻繁に見かけるのでハタタテハゼを真剣に水中撮影しているダイバーを見かけたことがないような気がします。
よく見かけるとはいっても写真の通り花のある綺麗なハゼなので、全国各地に分布しているにも関わらず、沖縄旅行でダイビングに来るダイバーの方々にはウケが良かったりします。
アケボノハゼやシコンハタタテハゼは、同じハタタテハゼ属なので近縁種ということになりますね。
ハタタテハゼの外観特徴と見分け方
ハタタテハゼの外観特徴は下記の通りです。
・伸長した第一背鰭前半部の鰭膜は、乳白、淡黄色であること
・腹鰭は全体が淡黄色であること

ハタタテハゼの生息環境

ハタタテハゼの生息環境は、サンゴ礁域の礁地や礁斜面、ドロップオフ下あたりで単独またはペアでホバリングしている様子をよく見かけます。
山渓ハンディ図鑑「日本の海水魚」では水深10m~30mの礫混じりの砂底やガレ場と記載されていますが、沖縄本島のダイビングでは水深5mあたりから50mあたりでも見かけるので、水深はそこそこ適応できるのではないかと思います。
日本の海水魚 改訂版 山渓ハンディ図鑑
ハタタテハゼの分布
ハタタテハゼの分布は下記の通りです。
伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県鴨川、静岡県富戸(幼魚)、静岡県大瀬崎~屋久島の太平洋沿岸、トカラ列島、琉球列島:台湾南部、インド – 太平洋(紅海を除く)。
千葉県鴨川の分布記録が標本とされているようですね。

ハタタテハゼの和名・学名
ハタタテハゼの和名および学名は下記の通りです。
和名 : ハタタテハゼ ( ハゼ亜目 / クロユリハゼ科 / ハタタテハゼ属 )
学名 : Nemateleotris magnifica
写真で見る沖縄の海中生物「沖縄の海」
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