ヒョウモンウミウシ
沖縄県と他府県の中で、個人的に気になる不動産を定点観測しているのですが、コロナに関係なく結構動きが良いですね。相場に対して少々割高かなと思える値付けでも動いているようです。
しばらくは入出国制限の関係で行き場のなくなった観光客が国内へ流れるだろうと思われますので、ダイビング業界をはじめ、観光業界が人手不足になるぐらい忙しくなってくれればと思います。
ヒョウモンウミウシ

今日の水中写真は「ヒョウモンウミウシ」です。
昔々は、「チータウミウシ」といった異名もありましたが、正式和名は「ヒョウモンウミウシ」といいます。
サイズ的には5cm程度なので、ウミウシの中では割と大型の部類になると思います。

ウミウシの中では割とサイズが大きい「ヒョウモンウミウシ」なので、極々稀に「ウミウシカクレエビ」が付いていることもあります。
ウミウシカクレエビは、名前の通り「ウミウシに隠れるエビ」とされていますが、ほとんどはナマコに付いている確率が高いので、ウミウシとのペアは結構貴重だったりします。

ヒョウモンウミウシは、表面を覆うようなヒョウ柄の斑紋が特徴です。
一枚目の水中写真のように綺麗な輪っか模様もあれば、二枚目の水中写真のように、やや型崩れしたような輪っかもあります。
ヒョウモンウミウシとマダライロウミウシの見分けかた

似たような柄で「マダライロウミウシ」というウミウシがいます。区分けとして、
・ヒョウモンウミウシは体側表面の柄が輪っかになっている
・マダライロウミウシは輪っかになっていない
という視点で同定すると間違うことがあります。
ヒョウモンウミウシの見分け方は、触覚にあります。
基本的に白っぽい素地で、紫色の縦線が走っていることが同定ポイントとなります。

一例として、上記の水中写真も斑紋が輪っかになっていませんが、触覚が白い素地で紫色の縦線が走っていることからヒョウモンウミウシということになります。
ヒョウモンウミウシの若齢個体と思われますが、このステージのヒョウモンウミウシは、柄が輪っかにならず、マダライロウミウシのように丸い斑紋のままなので、特に注意深く見た方が良さそうですね。

上記の水中写真も、斑紋が輪っかになっていませんが、触覚を確認すると「ヒョウモンウミウシ」ということになります。
触覚が白い素地で、紫色の線が縦に走っていることが最大の特徴ですね。

最後の水中写真も、ヒョウモンウミウシです。
沖縄本島のダイビングでは、通年見ることができるウミウシの仲間ですが、出会うたびに色々な柄があって面白いので、機会があれば観察してみると良いかも知れませんね。
ヒョウモンウミウシの和名・学名
和名 : ヒョウモンウミウシ
学名 : Chromodoris leopardus
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