ピグミーシードラゴンのハッチアウト
目次
【沖縄本島のダイビングで撮影したピグミーシードラゴンの水中写真】
ピグミーシードラゴン
下記の水中写真は ピグミーシードラゴン(Kyonemichthys rumengani)のハッチアウトシーン。
お腹から下に向かって垂れているように見えるのがハッチアウト中の幼魚。
この時は深場に行った帰りに偶然見つけて撮影したものなので、体内残留窒素とタンク残圧がこの場に長く居る事を許してくれなかったが、いつかまた会いたいシーンの一つ。
先日のピグミーシードラゴンでも書いたが、成魚になってもせいぜい30mmまでしか体長が伸びない魚なのに、さらにハッチアウトを行っているシーンは珍しい。
よって、この生態写真そのものは相当レアだと思っている。
実際に見たことがあるダイバーや研究者も世界レベルで数少ないのではないだろうか。
もう一回撮れと言われても難しい、2007年に新種登録されたばかりのKyonemichthys rumengani(キオネミクティス・ルメンガニィ)。
成魚でも体長30mm程度で糸クズのような小ささ細さなのに、さらに小さく細い幼魚をハッチアウトしているのだから、肉眼で見ている時はとんでもない細さ。
クローズアップしてよく見てみると、ハッチアウト中の幼魚にも背鰭と尾鰭を確認することが出来る。
糸くず・イン・糸くず みたいな。
和名 : -(トゲウオ目ヨウジウオ科)
学名 : Kyonemichthys rumengani
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -24m
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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。