ボウズハゼ
2022年、沖縄本島も徐々に日が短くなってきました。
7月中旬頃は、19:30だった日の入が、9月中旬現在では18:30。
1時間も早くなっています。
ボウズハゼ
沖縄本島の河川で撮影した ボウズハゼ の水中写真
ボウズハゼ

沖縄本島の河川上流域で撮影した水中写真 (5cm SL)

沖縄本島の河川上流域で撮影した水中写真 (5cm SL)
ボウズハゼ という、至って平凡でシンプルでノーマルな印象のある淡水域に生息するハゼなんです。
写真の個体で体長は6cm程度。
主に渓流域で見かけるような気がしますが、その渓流域の中でも淵尻や瀬頭など、水の流れが急に変化する辺りを特に好んで生息しているように思います。
ボウズハゼは成長するにつれてシャイ度合いが増すと前々から思っていましたが、特にボウズハゼの小さな個体だと楽に撮影出来るのに、大きめの個体については2~3回シャッターを押すと消えてしまいます。
暗い川のさらに岩陰などの暗がりを好むので、元来より臆病な性格なのかも知れないなと撮影しながら感じました。

ボウズハゼ の名前の由来
ボウズハゼの名前の由来は、「頭がお坊さんのようにツルツルしていること」と、「主に藻類(植物性)を食べることを精進料理に例えていること」に由来していると考えられているそうです。


ボウズハゼの外観特徴
・生時の体色はほとんど茶褐色に近い
・体の前半部には後下方へ向かう黒褐色斜走帯が数本走り、体の後半部では前下方へ向かう黒褐色斜走帯が数本走る
・近似するルリボウズハゼとは尾鰭の上方と下方に暗色縦線が入らないことで区別が可能
・第二背鰭は1棘10軟条、胸鰭は通常18軟条
ボウズハゼの分布
ボウズハゼは、八丈島、小笠原諸島父島、福島県~屋久島の太平洋沿岸、長崎県野母崎、五島列島、琉球列島~台湾での観察記録があるようです。
和名 : ボウズハゼ ( スズキ目 / ハゼ亜目 / ハゼ科 / ボウズハゼ属 )
学名 : Sicyopterus japonicus
撮影場所 : 沖縄本島 東海岸側 河川上流域
撮影水深 : -0.2m
ボウズハゼは淡水魚なので飼育が楽
ボウズハゼは、川遊びがてら捕獲して家で飼育してみるのも楽しいと思いますが、自宅にいながらネットショップでも販売されているので、簡単に入手することもできますよ。
海水魚と違って淡水魚は、真水とバクテリアと、白点病の薬さえあれば大丈夫です。
沖縄本島の北部でおすすめのリゾートホテル
沖縄本島の河川を探索するなら、沖縄本島の北部がおすすめです。
渓流域まで入りたいのであれば、宿は北部を拠点にすると良いでしょう。
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沖縄本島のダイビングで撮影したハゼやスズメダイなどの魚類・ウミウシ・甲殻類の水中写真を中心に、生息環境や見分け方、生息分布、和名・学名を中心に掲載しています。沖縄グルメ、沖縄移住、子供のことや沖縄の海・ビーチ、沖縄旅行の観光ポイントについて

水中写真を使用して頂きました

「ザ!鉄腕!DASH!!」にて水中写真を使用して頂きました(日テレ・2018年12月23日放映)

沖縄本島で初めて確認された魚について記事が掲載されました
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