レッドラインド・ピグミーゴビー
4月4日(土)は、沖縄県からもゴッソリと新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出てきました。感染経路が不明な方も多数いるようなので、いよいよ沖縄県内でも市中感染が広まり始めたと感じます。
今日発表された感染者の中には、沖縄旅行の観光地として有名な那覇市牧志公設市場の従業員も含まれていたので、市場は今日から2週間閉鎖となってしまいました。
早く活気のある市場が回復されることを願ってます😊
しかし、ニュースを見ていると、さほど機密事項を取り扱っていないオフィスワークにも関わらず、出勤している方がまだ多く存在している事に驚きます。
ちょうど、Googleがスマホの位置情報サービスを利用したビッグデータ「COVID-19 Community Mobility Reports」を無償で公開したので見ていると、職場に出勤している人の割合(国別pdfの"Workplaces" )はUSAで▲38%、United Kingdomで▲-55%、Spain▲-64%に対してJapanは▲9%となっていました。
海外メディアでは、この状態では日本のロックダウンはもうすぐと書かれており、在日アメリカ大使館の職員も帰国を促されているようになっているのが現状となっています。
今の状況では、職場から感染者が出てテレワークに突然切り替わる会社が多く出てくると思われますので自宅側での準備も事前に整えておいたほうが良いかも知れませんね。
今日の魚の写真は、かなり珍しい小型のハゼ。
写真は、レッドラインド・ピグミーゴビーや、ストライプヘッド・ドワーフゴビー(Stripehead dwarfgoby)などと呼ばれているベニハゼの仲間です。
学名は “Trimma striatum" 。
小型のハゼが大好きなダイバー仲間が見つけたのですが、専門家によるとこれが日本初記録になるのではないかと言われています。
もちろん和名もなく、日本の魚類図鑑にも載っていません。
頭部に赤い縦線が走っていることが何よりの特徴ですが、目の前にいたとしても気付くダイバーはなかなか居ないのではないでしょうか。
日本よりもっと南の島では普通に見られているハゼなのですが、潮の流れに乗って偶然にも日本に居つくことになったんでしょうね。
ウイルスではなく、こういう流入者ならいつでもウエルカムです。