古宇利島 USS EMMONS
古宇利島 USS EMMONS ダイビングログ
1棟貸切りのプライベートコテージで、古宇利島に暮らすように過ごすという表現がピッタリ来る宿です。 |
ドリフターズ世代として、志村けんさんの訃報はショックであったと共に、社会に対して新型コロナウイルス(covid-19)の恐ろしさを広く知らしめてくれたような気がします。
平日は、他人と濃厚に触れ合ってしまう通勤電車は使わずにリモートワークを行い、休日は人が密集する場所に行かない。
今はこれらを守ることで自分が罹患しない・他人を罹患させない行動をとるしかなさそうですね。
沖縄本島と橋で繋がっている離島 古宇利島
沖縄本島の周囲には離島が点在しているのですが、その中のいくつかは沖縄本島と橋で繋がっており、車や徒歩で渡ることができるようになっています。
沖縄本島の北部に古宇利島という島があるのですが、その島も橋で繋がっています。
この古宇利島近海には、第二次世界大戦中に沈没した「USS EMMONS」というアメリカの船が沈んでいて、やや深めの水深ではありますがスキューバダイビングで見ることができます。
USS EMMONSの「USS」は「UNITED STATES SHIP」の略なので本来は 「UNITED STATES SHIP EMMONS」となります。
記録によると、全長100mを超す米軍に所属する駆逐艦の一つで、 1945年(昭和20年)4月6日に宮崎県の新田原飛行場から飛び立った26名の内、5名の神風特攻機がUSS EMMONSへの特攻に成功。
伊江島沖で航行不能状態に陥り、艦内に多数の米兵が取り残されていたが、日本軍の手に渡る事を恐れた仲間の米軍駆逐艦が、翌4月7日に古宇利島沖で砲撃して沈めたという、話を聞くだけでも胸の痛くなるような事実が残っています。
ハプニングも楽しい
自然が相手のマリンレジャーなので、穏やかな海もあれば、波が高い日もあります。
USS EMMONSが沈んでいるポイントへ向かっている時、波しぶきと共に船の上に小さなイカが飛び込んできました。
思わぬハプニングに船内が笑いで包まれたのを覚えています。
安全停止中はブイも楽しい
USS EMMONSは水深40m以下の場所に沈んでいるため、どうしても体内に窒素が溜まってしまいます。
段階的な浮上はもちろん、安全停止どころか減圧停止になる場合のほうが多いかと思います。
そんな時、ただただ中性浮力を楽しんだり、いかにピッタリの水深を保てるかトライしてみるのも良いかも知れませんが、ブイに付着している生物を観察するのもまた選択肢の一つ。
海の中にあるブイとそのロープには必ずといっていいほど生物が付着しています。
そして、その生物を食べたり、隠れ家にしている生物もまた居たりするので、10分以上の減圧停止が出た場合は結構楽しめると思います。
古宇利島は那覇空港からだいぶ走りますので、せっかくならステイした方が無駄にドライブで時間を使わず、沖縄本島の北部にある手つかずの海や隠れ家的なカフェなどを楽しめると思います。
幾つかのオススメの宿をご紹介。
宿の詳細は各ページに記載されていますので見て頂ければと思います。
2019年4月オープンした、古宇利大橋と青い海を一望できる高台に建つ全室独立のヴィラタイプホテルです |
1棟貸切りのプライベートコテージで、古宇利島に暮らすように過ごすという表現がピッタリ来る宿です。 |
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