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シロオビハゼ

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沖縄本島のダイビング(タイドプール)で撮影したシロオビハゼの水中写真

カナダの西海岸に比べて沖縄本島の海中に漂うプランクトンの量は10分の1以下だとテレビ番組でやっていました。
そう言えば沖縄の海の透明度が高いのは本州の海より植物性プランクトンなどの栄養分が圧倒的に少ないからだと教えてもらったことがあります。
んん?では沖縄の海で生成している海塩のスペックってどうなの?って話になってくるな。

シロオビハゼ幼魚
写真(上)はシロオビハゼの幼魚。体長は約2cm。
サンゴ礁域浅所の砂底でテッポウエビ類と共生するハゼの仲間。

沖縄本島のダイビングなら超浅所、タイドプールなら楽々観察できる生物の一つです。

写真(中央)は、シロオビハゼの成魚。写真(下)はシロオビハゼ成魚の色彩変異Ver。数年前、専門家の方に教えていただいたのは、研究などの目的で固定するとこういった色彩になるそうです。
しかし生時になぜこのような色彩になるのかは分からないとのことでした。

シロオビハゼは、下顎前方腹面から吻に続く頭部から尾柄部の背面はほぼ明色。眼の下端から下方に伸びる横列孔器のうち、眼下の縦列孔器の前にあるものは3~4本。頬と鰓蓋に鱗はないなどが特徴となります。

こちらはシロオビハゼの成魚。体長は約8cm。
幼魚もそこそこ臆病ですが、成魚はかなり神経質なので撮影にはちょっとした工夫が必要。
シロオビハゼ成魚

こちらはシロオビハゼ成魚の色彩変異Ver。こちらも体長は約8cm。
通常、生時や鮮時にはこういった色彩にならないようです。
この時は巣穴ではなく、タイドプールの中をゆっくりと泳いで移動しては着底を繰り返していた。
シロオビハゼ成魚(色彩変異ver)

シロオビハゼは、八丈島、和歌山県串本、種子島、屋久島、琉球列島;台湾南部、海南島、西太平洋での観察記録がある。

和名 : シロオビハゼ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科イトヒキハゼ属)
学名 : Cryptocentrus albidorsus
撮影日 : (写真上)(写真中央)2013年11月2日 (写真下)2010年7月25日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : いずれも-0.2m

沖縄本島のダイビングOKINAWANFISH.COM

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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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