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スジクロユリハゼ

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沖縄本島のダイビングで撮影したスジクロユリハゼの水中写真

衆院解散総選挙の遠因と言われている財務省の根回し。彼らの頭数こそ半分に減らして経費削減に貢献させたい気分だ。何より議員定数削減はどこ行った?
経済政策については、株と為替だけを操作しても本来の景気回復につながるわけもないことぐらい誰もが分かっていることであり、いかにもオフィスで知恵を出しあいました的な陳腐な内容である。
大手企業に働きかけるならば、まずは海外に持っていった生産拠点を日本国内に戻すことから始めないと基本的なことはいつまでも変わらんと思う。
ニュースを見ながら思ったことは概ねそんなこと。

沖縄本島のダイビングで撮影したスジクロユリハゼの水中写真
スジクロユリハゼ

写真はサンゴ礁域、岩礁域の斜面、砂礫、砂底の水深-45m~-65m付近という空気タンクで行くには深場に生息しているスジクロユリハゼ。
この写真も水深-55mという深場で撮影したものだ。
ある程度潜っているダイバーなら経験済みの窒素酔いも人によって個人差があるが、私の場合は-50mを過ぎる頃から顕著に出始め、この水深に到達した時は既にフラフラの状態になっているので、空気潜水での深場はあまり得意ではない。
そんな中で撮影した一枚。

スジクロユリハゼの学名と和名については過去に色々とあったようなのでほぼ丸写しになるが下記にその経緯を転載させていただくことにする。
最終的にスジクロユリハゼという和名は瀬底島産の標本に対して付されたようだ。

<分類学的付記と文献>
Randall and Lubbock(1982)は、沖縄県瀬底島、ニューブリテン島、フィリピン、インドネシア、グレートバリアリーフから得られた標本を新亜種Ptereleotris grammica grammicaとして、またモーリシャス諸島から得られた標本をもう一つの新亜種Ptereleotris grammica melanotaとして記載した。
吉野(in 明仁親王,1984a)は、瀬底島産のPtereleotris grammica grammicaにスジクロユリハゼの和名を付した。
Randall and Hoese(1985)は、これらふたつの亜種をまとめてPtereleotris grammicaとした。

スジクロユリハゼの外観特徴

スジクロユリハゼは、体側中央に橙色縦線があり、尾鰭縁辺は淡橙色(固定後は暗色)であることや、胸鰭基底に黒色線がない。第一背鰭は釣り鐘形で3-5棘が糸状に伸長する。尾鰭後部は黒みがかった太い橙色横帯がある。

スジクロユリハゼの分布

スジクロユリハゼは、伊豆大島、静岡県富戸、高知県柏島、屋久島、沖縄諸島、宮古諸島、フィリピン諸島、ハルマヘラ島(インドネシア)、ポートモレスビー(ニューギニア島)、ニューブリテン島での観察記録がある。

和名 : スジクロユリハゼ(スズキ目ハゼ亜目クロユリハゼ科クロユリハゼ属)
学名 : Ptereleotris grammica
撮影日 : 2010年7月10日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -55m

沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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