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フタスジリュウキュウスズメダイ

2020年2月25日

フタスジリュウキュウスズメダイに関するページです。
フタスジリュウキュウスズメダイの、幼魚や、成魚の「水中写真」「生息環境」「外観から分かる特徴」「和名」「学名」「英名」「飼育」について解説していきます。

フタスジリュウキュウスズメダイの生態や繁殖について詳しく解説!海洋生物の神秘を探る

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フタスジリュウキュウスズメダイについて

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの水中写真です。

沖縄本島のダイビングで水中撮影を行った保存フォルダを見ていると、フタスジリュウキュウスズメダイについては、なぜか沖縄本島の北部且つ、沖縄本島の西海岸で撮影した水中写真しかありません。

沖縄本島も中部や南部より、人口の少ない北部のほうが海は綺麗(に感じる)ので、もしかしたら綺麗な海水を好んで生息しているのか、生き生きとした元気な枝サンゴの周囲で見かけるので、透明度の高い海水で、海中のサンゴまで日光が届くような場所を好んでいるのかも知れませんね。

フタスジリュウキュウスズメダイの生息環境について

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

先述したとおり、フタスジリュウキュウスズメダイに出会うのは、枝サンゴが活き活きしている、海中の透明度が高い沖縄本島北部の海域で普通に見かけます。

具体的には、サンゴ礁内や、礁外縁の枝状サンゴ周辺といった水中環境となります。

また、フタスジリュウキュウスズメダイは単独で生息することはなく、必ず群れて生活しています。

フタスジリュウキュウスズメダイに出会う水深は、いずれも12m前後がほとんどですが、専門書に記載されているフタスジリュウキュウスズメダイの生息水深は、1m~50mとされています。

個人的には、沖縄のダイビングで水中写真に残すのであれば、できるだけ太陽光の差し込む浅い場所が良い(映える)と思います。

フタスジリュウキュウスズメダイは、基本的に雑食性ということが知られており、プランクトン動物の仲間や、サンゴ周辺に付着している藻類を食べて生活しています。

こういったハードコーラルの枝間には、様々な生物が住んでいるので、サンゴにダメージを与えないよう細心の注意をはらいながら、スズメダイやハゼの仲間などをじっくりと観察してみるのも面白いと思います。

フタスジリュウキュウスズメダイの特徴

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの外観から分かる特徴としては、「フタスジ(二筋)」という和名の由来のとおり、体側を2本の黒い帯が走ることが最大の特徴です。

後方(尾柄ュウキュウスズメダイの外観から分かる特徴としては、「フタスジ(二筋)」という和名の由来のとおり、体側を2本の黒い帯が走ることが最大の特徴です。

後方の黒帯については、若い個体ほど鮮明で、成長するにつれて薄くなっていくことが分かっています。


フタスジリュウキュウスズメダイの属する”ミスジリュウキュウスズメダイ属”の ミスジリュウキュウスズメダイ は、眼のうえも黒い帯が通るため違いが分かりやすいかも知れません。

フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚

フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚
フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚

フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚だけをピンポイントで撮影した水中写真が見つかりませんでしたが、フタスジリュウキュウスズメダイの群れを撮影した水中写真のなかに、幼魚が多く映り込んでいる写真があったので紹介したいと思います。

上記の水中写真に写っているのは、すべてフタスジリュウキュウスズメダイですが、背中がとがっていて、三角形のような形をした個体が、フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚です。

いつか機会があれば、フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚だけをマクロレンズで撮影しておきます。

下記の水中写真にも、フタスジリュウキュウスズメダイの成魚と幼魚が入り混じっています。

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの生息エリア

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの生息エリアについては、以下の通りです。

三宅島、小笠原諸島、硫黄島、伊豆半島、和歌山県白浜・串本、屋久島、トカラ列島、琉球列島;台湾南部、香港、海南島、東沙群島、南沙群島、東インド – 太平洋(キーリング諸島~ライン諸島・ピトケアン諸島;ハワイ諸島を除く)

フタスジリュウキュウスズメダイの和名・学名・英名について

フタスジリュウキュウスズメダイ
フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの、正式和名、学名および英名については、以下の通りです。

スズキ目 / スズメダイ科 / ミスジリュウキュウスズメダイ属

和名 : フタスジリュウキュウスズメダイ
学名 : Dascyllus reticulatus
英名 : Reticulate dascyllus

フタスジリュウキュウスズメダイとミスジリュウキュウスズメダイの混泳

ミスジリュウキュウスズメダイとフタスジリュウキュウスズメダイの混泳シーン
ミスジリュウキュウスズメダイとフタスジリュウキュウスズメダイの混泳シーン

フタスジリュウキュウスズメダイの和名・学名・英名について」でも記載したとおり、フタスジリュウキュウスズメダイは、ミスジリュウキュウスズメダイ属にぶら下がっているので、ネイチャーシーンでも混泳していることは多々あります。

上の水中写真には、ミスジリュウキュウスズメダイがメインで生息するサンゴ周辺に、フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚(写真左上)と、ミツボシクロスズメダイ(写真右付近)が映り込んでいます。

いずれのスズメダイも、同じミスジリュウキュウスズメダイ属にぶら下がる仲間で、このほかにもヨスジリュウキュウスズメダイというスズメダイもいるんです。

フタスジリュウキュウスズメダイの水中写真ギャラリー

フタスジリュウキュウスズメダイの飼育

フタスジリュウキュウスズメダイの飼育はわりと簡単です。

できれば90cm以上の海水水槽で、ライブロックやハードコーラルなどと一緒に育てるのが一般的です。

スズメダイの仲間に共通して、縄張り意識が強いという特徴はありますが、他のスズメダイと比較して、そこまで攻撃的な性格ではありませんので、混泳させるのは難しくないです。

フタスジリュウキュウスズメダイとミスジリュウキュウスズメダイの混泳」のように、自然の海の中でも混泳していますし、サンゴの枝間にはハゼや甲殻類なども生息していますので、バリエーションは広く取ることができるでしょう。

フタスジリュウキュウスズメダイを購入するには

フタスジリュウキュウスズメダイを飼育したい場合、ネットショップからの購入が便利です。

この記事の執筆時点では、Yahoo!ショッピングが最安値で、次にAmazon、楽天市場という順になっています。いずれも同じ出品者のようなので、お住いの地域への配達料を見て決めると良いかと思います。

まとめ

フタスジリュウキュウスズメダイの特徴は?

フタスジリュウキュウスズメダイ成魚

体側を2本の黒い帯が走ることが最大の特徴です。この黒い帯は、幼魚の頃ほどコントラストが鮮明で、成熟するにつれて薄くなっていきます。

フタスジリュウキュウスズメダイの生息エリアはどこ?

フタスジリュウキュウスズメダイ

タスジリュウキュウスズメダイの生息エリアについては、以下の通りです。
三宅島、小笠原諸島、硫黄島、伊豆半島、和歌山県白浜・串本、屋久島、トカラ列島、琉球列島;台湾南部、香港、海南島、東沙群島、南沙群島、東インド – 太平洋(キーリング諸島~ライン諸島・ピトケアン諸島;ハワイ諸島を除く)

フタスジリュウキュウスズメダイの英語呼び名は?

フタスジリュウキュウスズメダイ

フタスジリュウキュウスズメダイの英名は、”Reticulate dascyllus ”です。

沖縄本島のダイビングOKINAWANFISHについて

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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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