アカヒレイシモチ
周囲から「忘年会」とか「余興」といったキーワードが耳に付くようになると、12月も大詰めに入ったのかと感じさせられる水曜日。
そして、週末3連休の天気予報があまり良くないのが気になるところ。
写真は、『アカヒレイシモチ』。
サンゴ礁や岩礁の岩棚奥に潜むように生息している大型のテンジクダイ科の仲間です。
専門家の方から全体的に個体数が少なく大変珍しい種だと教えていただきました。言われてみれば、私もこの時一度しかアカヒレイシモチを見たことがありません。
アカヒレイシモチは、鰓蓋膜縁辺が黒い。鰓蓋に暗色斑がある。体側の鞍掛状斑の幅が広い。頬部の暗色帯は明瞭といった特徴を持っています。
元々は沖縄県西表島や瀬底島から採集された標本に基づき Apogon rhodopterus として報告されていたものが、その後 Apogon rufus として改めて新種記載された経緯があります。
アカヒレイシモチは、琉球列島;フィリピン諸島、フローレス島、ポートモレスビー、パラオ諸島、フィジー諸島での観察記録がある。
和名 : アカヒレイシモチ(スズキ目テンジクダイ科テンジクダイ属)
学名 : Apogon rufus
撮影日 : 2013年7月15日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -10m
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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。
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