イタチウオ
【紀伊半島のダイビングで撮影したイタチウオの水中写真】
イギリスのウィリアム王子が民間の救急ヘリで操縦士として勤務するニュースが流れていたが、王位継承者が民間で働くという出来事は皇室始まって以来の事だそうです。
日本語で『無常』という言葉の広義にもあるように、常識というものはどんどん変化していきます。
ニュースの最後に「ジョージ王子がサルのように動きまわるので気を付けている。でも家族がいることは素晴らしいことだ」と語っていたセリフに我が家も否やはないといった感じだった。

写真は、和歌山県の田辺湾にて撮影したイタチウオの水中写真です。
体長は60cm程度。
見た目はまるでナマズのようなグロさを持っています。
岩礁域やサンゴ礁域の亀裂の内側など暗い場所で蠢いている感じの魚ですが、イタチウオは本科としては割と浅海性で、成魚は先述の通り岩礁の隙間を好み、時として潮だまりでも見られると言われています。
でもタイドプールでロウソクギンポなどの小さな魚を見ている時に、これが現れるとかなり焦るかも知れません。タイドプールではウツボやオニダルマオコゼなどはよく見るんですけどね。
肉は白身で、主に釣りや刺し網などで漁獲され、食用にされることが多い魚でもあります。
イタチウオの外観特徴
・吻に3対、合計6本のヒゲがある
・背鰭、臀鰭は尾鰭と連続している
・腹鰭は2軟条で、先端部は二又する
・全体的に茶褐色
イタチウオの分布
イタチウオは、小笠原諸島、千葉県銚子~九州南岸の太平洋沿岸、新潟県、富山湾、山口県日本海沿岸、瀬戸内海、福岡県、長崎県、屋久島、琉球列島;台湾南部、インド~太平洋(イースター島を除く)からの報告がある。
和名 : イタチウオ(アシロ目アシロ科イタチウオ属)
学名 : Brotula multibarbata
撮影日 : 2004年7月13日
撮影場所 : 和歌山県田辺湾
撮影水深 : -15m
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