オオカワリギンチャク
【紀伊半島のダイビングで撮影したオオカワリギンチャクの水中写真】
現在、10日(金)の午前1時台ですが、那覇市内は台風第9号(チャンホン)の影響で暴風雨に見舞われており、沖縄地方では数千世帯が停電しているそうですが、我が家は家の中にいる限りは通常通りの生活を送っています。
この台風は明朝にはだいぶ離れているとは思いますが、やはり台風の右側だけあって、本体から離れているにも関わらず強い影響を受けていますね。
また進路が二転三転している台風第11号(ナンカー)の進路が北西に変わり、気象庁の5日間進路予報の地図に沖縄本島が見えてきているのが気になります。
台風11号は、9日の時点で中心気圧が920hPaと9号とは比べ物にならないほど強烈な台風なので、あまり近くに来て欲しくないですね。
写真は和歌山県みなべ町の沖合で撮影したオオカワリギンチャクの群生。
オオカワリギンチャクは、世界的にも個体数が少なく、非常に珍しいと評価されており、2004年に公表された新種のイソギンチャクです。
クラゲと同じく"蛍光タンパク質"を持っており、水中で怪しく光る妖艶さが魅力。
当時の古いコンデジで撮影しているので大した写真ではありませんが、そこはご愛嬌ということで。
撮影した頃はこういったオオカワリギンチャクの群生が普通にあったのですが、その後乱獲があったようで和歌山ローカルではかなり問題になったそうです。
和名 : オオカワリギンチャク(花虫綱イソギンチャク目カワリギンチャク科Halcurias属)
学名 : Halcurias levis
撮影日 : 2004年7月22日
撮影場所 : 和歌山県みなべ町沖合
撮影水深 : -40m