キミオコゼ
写真は、『キミオコゼ』。
沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に生息するミノカサゴの仲間です。
写真の個体は、ある程度潮が引いた後の潮だまりを覗いた際に岩陰のような見えにくい場所に引っ付いているところを撮影したものです。
ネッタイミノカサゴによく似ていますが、キミオコゼは、尾柄部に2本の白色縦線があること(写真2枚目が分かりやすい)や、胸鰭に黒斑がないことで区別が可能です。
この仲間は、同様に鰭の棘に毒があります。
向こうから襲ってくることはありませんが、下手に刺激を与えると瞬発的に動いたりするので触れないようにしたほうが良いと思います。
そうは言っても50cm以内の空間に一緒にいるのもやはり気になって集中出来ないので、しばらくしてこの水溜まりは後にしました。
キミオコゼは、八丈島、伊豆大島、土佐湾、高知県柏島、屋久島、トカラ列島、琉球列島;台湾南部、西沙群島、インド-太平洋(ツアモツ諸島まで;紅海、ハワイ諸島を除く)での観察記録がある。
和名 : キミオコゼ(スズキ目フサカサゴ科ミノカサゴ属)
学名 : Pterois radiata
撮影日 : 2014年2月15日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -0.2m
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