クサハゼ
【沖縄本島のダイビングで撮影した クサハゼ の水中写真】
とある有名人が驚いたと書いていたブログを見て自分も驚いたのだが、「慶應生の人気就職先の1位が銀行」だそうな。
しかも「安定」を求めているそうな。
笑っちゃいそうになるのだが、銀行の業務といえば、工場の生産現場やレジ打ちと一緒で、真っ先にIT化されて人間の配置が淘汰される職種なのに、大学ではそこまで教えてないのだろうか。
子供への教育って大切だなと改めて思わされたデキゴトだった。
クサハゼ
写真は クサハゼ。
内湾的な環境に敷き詰められた、砂泥底などの柔らかい場所を好んで生息している。
また、露払いにテッポウエビ類を引き連れており、同じ巣穴で共生していることが知られている。
妖艶な体色と模様が非常に美しく、フォト派ダイバーの興味をそそらせ、ついつい撮影させられてしまうヤツシハゼ属の仲間。
近隣で沿岸工事などが始まると、工事の範囲以上に海の中にも泥地が出来ることが多い。
その泥地にどこからともなく泥ハゼが集まり、工事が終わるまでの期間限定で定着する光景を 沖縄本島 の ダイビング で何度も見かけきたのだが、どこから来てどこに去って行くのだろうと毎回不思議に思う。
クサハゼ 幼魚 でもなく、成魚でもない、若魚ステージの写真も一枚貼り付けておこう。
クサハゼ の外観特徴
クサハゼは、体が細長く尾鰭は尖っており、体背側の黄色い斑紋が1~2本の縦帯に見えることも特徴。
また、体側には暗色斑がない。尾鰭は中央の軟条が長い穂先型。生時や鮮時、胸鰭に白色斑はない。眼の下端は上顎の上端より明らかに低い。眼の中央下の縦列孔器には6個以上の孔器がある。眼の後半下方の縁に沿った孔器は5個以上。
クサハゼ の分布
クサハゼは、小笠原諸島、千葉県館山湾~種子島の太平洋沿岸、琉球列島での観察記録がある。
和名 : クサハゼ( スズキ目 / ハゼ亜目 / ハゼ科 / ヤツシハゼ属 )
学名 : Vanderhorstia sp.1
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -19m