クラカケチョウチョウウオ
【沖縄本島のダイビングで撮影したクラカケチョウチョウウオの水中写真】
激震に見舞われた日本市場の週明け、良い感じで反発してくれて良かった。
今は、対ポンドでは円高でありドル高でもあるが、日米では経常収支の違いがあるので、対ドルでは円高となっているのが現状といった感じだろう。
個人的には、実体経済に近くなったことや、円高の影響でお得感がなくなり、中国語圏のツアー客が減ってくれる点では歓迎したい気持ち。
結局、どちらに転んでも一長一短有りといった感じか。
クラカケチョウチョウウオ
写真は、クラカケチョウチョウウオの水中写真。
クラカケチョウチョウウオはチョウチョウウオの仲間でもかなりの稀種。長年、沖縄本島でダイビングをしているが、ここ以外で見かけたことはない。
他のチョウチョウウオ数個体が岩陰に隠れている中に混じっているところを撮影したもので、まさかこんな海域のこんな場所で?という様な海の中で撮影したものである。
警戒心がハンパなく強いチョウチョウウオなので、なかなか簡単には寄らせてもらえないため、水中でのシャッターチャンスは限られてくる。
目の周囲が黒く塗りつぶされてパンダのような愛らしい顔つきをしているので、一度見たら忘れられないチョウチョウウオの仲間。
クラカケチョウチョウウオの外観特徴
クラカケチョウチョウウオは、体側に多数の斜線が入ること。目の周囲はまるでパンダのように黒いことで同属他種と容易に区別が出来る。
クラカケチョウチョウウオの分布
クラカケチョウチョウウオは、兵庫県姫路、和歌山県、宮崎県日豊(幼魚)、沖縄県伊江島・瀬底島・石垣島~済州島、台湾、南沙群島、フィリピン諸島からカリマンタン・スラウェシ島を経てオーストラリア北西岸からの報告がある。
和名 : クラカケチョウチョウウオ(スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属)
学名 : Chaetodon adiergastos
撮影日 : 2009年8月16日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -25m