クロウミウマ
【沖縄本島のダイビングで撮影したクロウミウマの水中写真】
今の車(30系新型アルファード・ヴェルファイア)になってから、自動ブレーキが突然効いて心臓が止まりそうなぐらい驚かされる機会が多い。
アルヴェルに装備されている自動ブレーキは2種類。
一つ目は、通常走行中に衝突回避や衝突被害の軽減に貢献することを目的とした『プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)』
二つ目は、低速での車庫入れなどの際に、衝突被害の軽減に寄与することを目的とした『インテリジェントクリアランスソナー(8センサー)』
毎回ドキッとさせられるのは、二つ目の「インテリジェントクリアランスソナー」。
対向車が通り過ぎた直後の右折では巻き込み警報が鳴るだけだが、車庫入れで後方に雑草が生えているとガツン!と突然止まったり、車が通過した直後に発進しようとしてもガツン!なのでマジで焦る。
クロウミウマ
写真は、「クロウミウマ」。
河川汽水域~内湾的な環境に生息するタツノオトシゴの仲間だ。
近似する「オオウミウマ」との違いは頭頂部の形状の小さな違い。
ちなみに最新の情報では、同じタツノオトシゴ属の『オオウミウマ』が生息する日本国内の南限は奄美大島とされており、琉球列島には生息していないとされている。
オオウミウマかクロウミウマかの判別には頭頂部の形状以外では、尾鰭の尾輪数を数えることがもっとも有効な同定方法になるようだ。
写真のクロウミウマを撮影した場所には真水は流れ込んでいないが、海底のいたる所から真水が湧き出ているので、生息条件としては合致しているのかなと考えられる。
クロウミウマの外観特徴
第一尾輪から最終尾輪まで数えた時に、オオウミウマの尾輪数は39~41。クロウミウマの尾輪数は34~38。
なので、この種を後から同定したいのであれば、尾鰭の付け根から尾鰭が巻き込んだ先まで撮影されていなければならない。
クロウミウマの分布
クロウミウマは、八丈島、和歌山県田辺湾・串本、高知県浦戸湾・上ノ加江・清水、屋久島、琉球列島;台湾南部、福建省・広東省、インド-太平洋(インド洋西縁を除く;ハワイ諸島を含む)での観察記録がある。
和名 : クロウミウマ(トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属)
学名 : Hippocampus kuda
撮影場所 : 沖縄本島南部
撮影水深 : -2m