グッピー
【沖縄本島の河川で撮影したグッピーの水中写真】
沖縄本島から遠く離れているので、台風18号に対して油断していたが、帰宅後にクルマのドアを開ける際、危うく隣のクルマにドアパンチを食らわすところだった。
危ない危ない。。。
今後も、沖縄本島には台風来なくて良し。
そして、週末になると、沖縄本島に点在する様々な河川へ出かけているこの頃。川と言っても、完全な淡水域に限定しているが、海と違う生物が生息していて川もまた面白い。
沖縄本島の グッピー
写真はグッピー。
大正時代から昭和初期にかけて輸入され、現在では日本に帰化している外来種の淡水魚。
ある程度の水温以上であれば生き延びる生命力の強さを持ち合わせており、また止水や汚水に強いことから、全国の河川や湧き水のある場所では普通に見かけることができる。
一般的に25度以上の水温と言われているが、冬になると水温が14度付近まで下がる沖縄本島の河川でも普通に見かけるので、水温に対する耐性はもっと幅があると考えている。
あと、カダヤシ目と呼ばれている通り、一説では蚊を絶やす(蚊絶やし)と言わているが、グッピーを撮影している河川では必ず蚊に咬まれるので個人的には信じられない(笑)
グッピー(guppy)という名前の由来は、第一発見者である植物学者のグッピーさんに由来。
こちら↓↓↓のグッピー(♂)は、沖縄本島の北部にある河川にて採取した個体。
雄独特の体色が鮮やかで綺麗。
こちら↓↓↓のグッピー(♂)は、沖縄本島の真ん中にある沖縄市の河川にて採取した個体。
採取した当初は尾鰭付近にブルーのスポットが見えるのと、やや黄色が混じっている程度だったが、一ヶ月も経つと、その次の写真(手前の個体)の様に色鮮やかになってきた。
↓一ヶ月後
たったの一ヶ月でこんなに色鮮やかに体色が変わってきた。
写真奥は、グッピーの雌個体。
※本サイトは、日本産魚類検索 全種の同定 第三版に沿っています。
グッピーの外観特徴
雄:背鰭軟条数は、7-8。尾柄周囲の鱗数は14。
雌:背鰭軟条数は、8-11。尾柄周囲の鱗数は16-18。
グッピーの分布
グッピーは、北海道(温泉地下流)~小笠原諸島・沖縄県までの国内全域に分布。
グッピーの原産地は、ベネズエラのヤラクイ~ガイアナ。
海外での導入地域は、イギリス、オランダ、インド、シンガポール、スリランカ、アフリカ、マダガスカル、北アメリカ、西インド諸島、南アメリカ、オセアニアとされている。
和名 : グッピー ( カダヤシ目 / カダヤシ科 / グッピー属 )
学名 : Poecilia reticulata
撮影水深 : -0.1m