コノハガニ
【沖縄本島のダイビングで撮影したコノハガニの水中写真】
我が家は2~3日前より、クーラーを使わない生活になりました。
体温が高い子供と接して寝ていると暑いうえに、赤ちゃんの泣き声が近所迷惑にならないよう配慮して窓を閉めてエアコンを使っていましたが、さすがにエアコンよりも外気温の方が低くなって来たのでそろそろ解禁のタイミングかと。
さて、週末は・・・と言うか、既に明日(木)より台風第24号(コップ)の影響で波が上がって来そうです。但し、台風が通過するまでの間は一定方向から風が吹くため、島影に当たる沿岸域は穏やかそのものなので、週末は普通にマリンレジャーを楽しむことが出来ると思います。
写真は、沖縄本島の東海岸レッドビーチにて撮影したコノハガニ(木の葉蟹)の水中写真。
サボテングサの中を散策していると、見つかる確率の高い甲殻類ですが、普通にガレ場などで移動中の個体にも時々出会うことがある。
甲長は約3cm程度なので、105mmマクロレンズでクローズアップや撮影後にトリミングを施さなくても、この程度は撮影できるかと思います。
数年前に、ナガイコノハガニ、トヨシオコノハガニといった新種が2種発見されて発表された事もあり、「なんだコノハガニか」と言わず、ダイビング中には再度注目して撮影比較を行ってみるのも良いかも知れませんね。
コノハガニの外観特徴
コノハガニの体色は、写真の様な緑色の他、赤色や褐色など幾つかのパターンが知られている。
また、擬態目的(と思われる)で、額にサボテングサ属の海藻を付けた写真のような個体も散見される。
コノハガニの分布
コノハガニは、インド洋、南太平洋、オーストラリア、紅海、ハワイからの報告がある。
和名 : コノハガニ(クモガニ上科 / モガニ科 / コノハガニ属)
学名 : Huenia heraldica
撮影日 : 2007年2月3日
撮影場所 : 沖縄本島東海岸
撮影水深 : -7m