ゴイシギンポ
沖縄本島のダイビングで撮影した ゴイシギンポ の水中写真
2014年も残すところあと少し。
今年の印象に残ったニュースの一つで日本創生会議が
”2040年に20歳~39歳の女性の人数が半分の市区町村で5割以上減少。その影響で1800ある市町村の内523の自治体が消滅する”
という内容を思い出した。
統計を見た時はそれなりにインパクトがあったが、よくよく考えてみると地方ががら空きになるということは、逆に地域のメリット(ウリ)を打ち出すチャンスでもあり、我々以下の世代がそれを見逃すとは思えない。
官僚あがりの政治家が考えそうな将来推計版パフォーマンスか?と感じると共に、必ずしも指摘されている自治体が予想通りにならないような気がする。
夜中に古い映画のサントラを聞きながら考えていたのは概ねそんなこと。
写真は体長4cm程度の ゴイシギンポ。
ゴイシギンポは、サンゴ礁外縁で水深-5m~-15m付近でよく見かける。
一度見つけてしまえば写真の様に岩の表面でジッとしているので撮影は簡単。
横から撮るのも良いが、クリア感のある魚なので光を入れて明るいレンズで撮影したり、模様を際だたせるために真上から撮影する手法もありかなと思う。
いずれにしても可愛いギンボであることに変わりない。
ゴイシギンポの外観特徴
体側に2個1セットの黒斑が数組並ぶことで同定が可能。
ゴイシギンポの分布
ゴイシギンポは、屋久島、琉球列島~台湾南部、バタン諸島(フィリピン)での観察記録がある。
和名 : ゴイシギンポ ( スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属 )
学名 : Ecsenius oculus
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -7m