スミツキベラ | 幼魚
【沖縄本島のダイビングで撮影したスミツキベラygの水中写真】
昭和22年に農業協同組合法が公布されたことに由来して、今日は『農業協同組合法公布記念日』とされている。
農協と言えばTPP。
国会で採決されたTPPも、場合によっては頓挫する可能性が出てきており、万一そうなった場合は軸足を中国へ変更するというが、トレーサビリティの怪しい中国の農産物が安く入ってきても消費者は飛びつくだろうか。
スミツキベラ yg
写真は、『スミツキベラ』の幼魚。
少し暗い場所や物陰で見かけることが多いので、透明度が良く、太陽の光が差し込んでいる時に出会ったら是非撮影しておきたいベラの仲間。
生物を撮影する時は、特に眼にピントを合わせるのが基本だが、体色が真っ黒なうえに眼も真っ黒。おまけに暗い場所にいるので、オートフォーカスは合わせにくい。
上記の様な一定の条件が整えば、動きそのものは早くないので撮影は難しくない。
スミツキベラyg (5cm SL)
このように背景が影になっていると、溶け込んでしまい分かりにくい
書籍には「幼魚は眼が目立たない色彩である上、サンゴや岩の棚下など暗い所にいるので、一見して魚に見えない。擬態の効果があるのだろうか」と書かれている。
スミツキベラ 幼魚の外観特徴
スミツキベラの幼魚は、黒地に白い斑点が特徴。同じような環境に生息しているケサガケベラの幼魚は斑点が黄色い。
スミツキベラの分布
スミツキベラは、八丈島、小笠原諸島、硫黄島、南硫黄島、沖ノ鳥島、伊豆半島東岸~高知県柏島の太平洋沿岸、屋久島、琉球列島;台湾、海南島、東沙群島、西沙群島、インド-太平洋(ハワイ諸島・イースター島を除く)からの報告がある。
和名 : スミツキベラ(スズキ目ベラ科タキベラ属)
学名 : Bodianus axillaris
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -10m
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