チチブモドキ
【沖縄本島の河川で撮影したチチブモドキの水中写真】
2017年も、沖縄・奄美地方から梅雨が始まった。
この時期になると、大量のハネアリがベランダに押し寄せてくるのだが、今年は不思議と来ていない。
ま、来なければそれでいいのだが、、、
チチブモドキ
以下2枚は、 チチブモドキ の水中写真。
チチブモドキ は、日本産魚類の中で最も生息域が広いと言われており、渓流域以外の、河川の河口域~中流域、内陸部の汽水性湿地、純淡水域、汽水域まで幅広く生息しているカワアナゴ科カワアナゴ属の仲間。
今回の水中写真については、感潮域上流にて撮影したものだ。
割とシャイな性格で、石ころの影から影へスルリと移動しながら、コチラをチラ見してくるタイプ。
撮影しているカメラマン側としては、流れる川の中で足腰で踏ん張り、完全に岩になりきっていないと、なかなかその姿を撮影させてはもらえないような気がする。


チチブモドキ の外観特徴
・眼下域に鱗がない
・明色時には、頭腹面に白色点がない
・胸鰭と尾鰭の基底に、2黒色斑がある
チチブモドキ の分布
チチブモドキ は、伊豆諸島、小笠原諸島、房総半島南部東岸~九州南岸の太平洋沿岸にある河川、長崎県五島列島、鹿児島県上甑島、大隅諸島、琉球列島;台湾高雄・屏東、海南島、マリアナ諸島、オーストラリア北東岸、ニューカレドニア、モーレア(仏領ポリネシア)、セイシェル諸島、モザンビーグからの報告がある。
和名 : チチブモドキ ( スズキ目 / ハゼ亜目 / カワアナゴ科 / カワアナゴ属 )
学名 : Eleotris acanthopoma
撮影場所 : 沖縄本島 東海岸側 河川 中流域
撮影水深 : -0.2m
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