テングチョウチョウウオ
産婦人科で教えられたのですが、自分達が幼い頃に一般的に使用されていたベビーパウダー。近年では赤ちゃんに対して使うことが推奨されていません。
粒子が赤ちゃんの汗腺を塞いでしまったり、呼吸器系に入り込み喘息になってしまうことが理由だそうです。
ベビーパウダーという商品名なのに、使用に適しているのは大人だということに。
とは言っても、ベビーパウダーと喫煙環境(しかも当時は室内喫煙が普通)の中で育ってきた我々世代のほとんどの人は元気に育っているので全てがそうだとは思わないのですが、現代では推奨されていないということです。
写真は、テングチョウチョウウオ。
沖縄本島のダイビングでは、ほとんど見かけることのない岩礁域・サンゴ礁域に生息する珍しいチョウチョウウオだと思います。
テングチョウチョウウオは吻が尖ることからそのまま「テング」の和名由来になったと思われます。
丸みのある体で、体側に顕著な斑紋がないか、または多数の黄色斜斑点列がある。背鰭軟条基部から尾柄部にかけて暗色帯があることなどで同定可能かと思います。
テングチョウチョウウオは、伊豆大島(幼魚)、相模湾、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、鹿児島県笠沙、沖縄県伊江島;台湾、大スンダ列島東岸~ニューギニア島西岸(フィリピン諸島を含み、オーストラリア北岸を除く)での観察記録がある。
和名 : テングチョウチョウウオ(スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属)
学名 : Chaetodon selene
撮影日 : 2008年12月7日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -12m