ミツボシゴマハゼ
【沖縄本島の河川で撮影したミツボシゴマハゼの水中写真】
また一つ歳を重ねてしまった。
振り返ると、ダイビング三昧、お酒三昧、グルメ三昧で楽しく時を過ごし、子供を立て続けに授かり、理想の家とクルマを買うことができ、仕事も子育ても楽しめている。
そんな10年間であったような気がする。
また次の10年後には、どんな事が起きているのだろう?
そう考えるとワクワクしてくる。
ミツボシゴマハゼ
写真は、『ミツボシゴマハゼ』というゴマハゼ属の仲間。
マングローブが生い茂る感潮域上流で、水面下に小さな群れを作っている様子が観察出来るため、スキューバの器材などは使わずにマスクとシュノーケルだけで通年観察することができる。
基本的に流れの緩やかな場所にいるが、一応感潮域に入るので川の対岸まで歩いて撮影に行く場合には、潮の干満には気を付けておいたほうが良い。
思っているより潮の満ちるスピードは早い。
せっかくの楽しい時間も、陸に帰って来れなくなったら大変だからね。
数年前まで和名のついた日本産ゴマハゼ属は2種とされていたが、2005年に新たに和名「マングローブゴマハゼ」が提唱されたため、現在では「ゴマハゼ」と合わせて3種となっているようだ。
このように小さな群れを作っているので、見付けるのは簡単。
ミツボシゴマハゼの外観特徴
ミツボシゴマハゼは、第1背鰭に明瞭な橙色斑があり、また第1背鰭外縁が青白斑で縁取られることで「マングローブゴマハゼ」と区別。
ミツボシゴマハゼの分布
ミツボシゴマハゼは、奄美大島、加計呂麻島、喜界島、沖縄島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島;シンガポール、ミンダナオ島(フィリピン諸島)での観察記録がある。
和名 : ミツボシゴマハゼ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ゴマハゼ属)
学名 : Pandaka trimaculata
撮影場所 : 沖縄本島の河川
撮影水深 : -0.1m