モンガラカワハギ
【沖縄本島のダイビングで撮影したモンガラカワハギの水中写真】
子供たちも少しずつ大きくなってきたので、この週末は焼肉屋でカルビとホルモンをガッツリ。翌晩は、ステーキ屋へと出掛けてみた。子供たちと外食できる幅が少しずつ広がってきているので、親としても外食の楽しみがこれからどんどん増えて行く予感。
そしてようやく湿度が下がってきたので、雛じまいをすることが出来た。
モンガラカワハギとは
写真はモンガラカワハギの成魚と幼魚。
成魚の体長で40cm程度、幼魚は10cm程度。
水中でダイビング中に出会うと、一見してゆったりと泳いでいるように見えるが、実は危険を察知するとすぐに背ビレと腹ビレを全開にして威嚇してくるようにも見える警戒心の高い魚類。
さらに身の危険を感じると、岩穴などに入りこんでしまい、背鰭と腹鰭を穴の中で突っ張って、敵に引きずり出されないようにするぐらい身を守る術に長けている。
成魚、幼魚ともに腹側に見える大きな白色斑で判別しやすいので、水中で出会ったら是非観察して欲しい生物の一つ。
写真1枚目は、モンガラカワハギの成魚。
尾柄部にのみ小棘が分布している事が分かりやすい写真を載せてみました。
2枚目の写真は、モンガラカワハギの幼魚。
この魚も幼魚時代のほうが撮影したくなるようなビジュアル。
うん、やっぱり幼魚のほうが撮影意欲が上がる。
モンガラカワハギの外観特徴
口は鮮やかなオレンジ色、背側が黒く、腹側に大きな白斑がある。尾柄部にのみ小棘がある。
その様な外観の特徴から「紋柄」、皮を剥いで食べる料理面で「皮剥」というのが和名の由来。
モンガラカワハギの分布
モンガラカワハギは、岩手県、八丈島、小笠原諸島、鹿島灘~九州南岸の太平洋沿岸(但し、多くは幼魚)、新潟県~長崎県野母崎の日本海沿岸(こちらも多くは幼魚)、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島;済州島、台湾東北部・南部、海南島、西沙群島、インド-西太平洋(紅海と北部インド洋を除く)、フィジー諸島、サモア諸島からの報告がある。
和名 : モンガラカワハギ(フグ目モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属)
学名 : Balistoides conspicillum
撮影日 : (写真上)2011年10月16日 (写真下)2009年8月30日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -7m