ヤライイシモチ口内保育
【沖縄本島のダイビングで撮影したヤライイシモチ口内保育の水中写真】
昨日は最高気温28度・体感気温33度程度と、今年初の猛烈な真夏日になった沖縄本島。気象庁が検討していた梅雨入りの話はどこへやらといった感じ。
まあ良い方向へ外れたので、コチラでは昼間の干潮時間帯前後に潮干狩りでモズクを採っている人や、ダイビングではギンガメアジのトルネードに出会うため粟国島への遠征も各所で始まりました。
沖縄本島の美味しい季節がいよいよ始まったという感じ。
ヤライイシモチ口内保育
写真は、ヤライイシモチの口内保育。
体長7cm程度でテンジクダイの仲間ですが、ご当地沖縄本島のダイビングでは普通に見ることが出来るかと思います。
早い個体で3月下旬頃~口内保育を始めますが、4月下旬~5月下旬頃にかけては、口内保育を行っているテンジクダイの仲間が最もピークになります。
これらを観察出来るのは、この時期に潜る事ができるダイバーの特権ですね。
ヤライイシモチの外観特徴
体側に5本の明確な黒縦帯が走ることと、黄色い尾柄部に眼径より小さい黒色斑があることが主たる特徴。
ヤライイシモチの分布
ヤライイシモチは、伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県大瀬崎、和歌山県白浜・串本、高知県高知、愛媛県愛南・宇和海、屋久島、琉球列島;台湾東北部・南部、西沙群島、インド-太平洋(紅海を含む;ペルシャ湾とハワイ諸島、イースター島を除く)での観察記録がある。
和名 : ヤライイシモチ(スズキ目テンジクダイ科ヤライイシモチ属)
学名 : Cheilodipterus quinquelineatus
撮影日 : 2009年5月6日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -4m
沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
最新記事 by 沖縄移住 ダイビング 水中写真 OKINAWANFISH (全て見る)
- ミナミハコフグの幼魚 - 2024年12月22日
- パンダツノウミウシ - 2024年3月9日
- 2024年「甲辰」 - 2024年1月1日