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クロヨシノボリ

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【沖縄本島の河川で撮影した クロヨシノボリ の水中写真 】

沖縄本島はだいぶ温くなって来ており、子供たちも川に足を浸けて水遊びをさせられるぐらいの気候になってきた。

今年は例年より大雪や寒波が多かったような気がするが、夏も早く来そうな予感。

それよりも、個人的には一ヶ月後の生活がどうなっているのか想像がつかない。

一ヶ月もないか。

2週間後には海開きが始まるな。

     

クロヨシノボリ

本日の水中写真は、 クロヨシノボリ。

クロヨシノボリ は、河川の中流域から渓流域付近に生息しており、淵の緩流部に単独で見られるヨシノボリ属に属する日本固有のハゼで、沖縄には一級河川がないために極小河川にも生息する クロヨシノボリ なら、事実上どこの河川に行っても生息している可能性がある。
また日本国内の生息域は広いが、小笠原諸島には唯一生息していないという点も特徴である。

と、ここまでは前回の クロヨシノボリ で書いたが、今回の場所は川の始点である湧き水処でもあった為、もしかしたら キバラヨシノボリ の可能性(特に2枚目の水中写真)もあるんじゃないかと思い、専門家の先生に確認したところ、両方とも クロヨシノボリ であると同定していただいた。

同定していただいた際に教えてもらったお話によると、クロヨシノボリはとんでもない場所も通り、海と川を行き来するようなので、かなりタフで逞しい種であることは分かった。

また他の淡水ハゼと比較しても、少し知恵があるのではないかと思わせられるフシもあるので、もしかしたらヨシノボリの仲間の中でも生き抜く術をもっとも持っているのかも知れないと感じてしまった。

     
沖縄本島 南部の 河川で撮影した クロヨシノボリ の 水中写真
沖縄本島 南部の 河川で撮影した クロヨシノボリ の 水中写真
     
沖縄本島 南部の 河川で撮影した クロヨシノボリ の 水中写真
沖縄本島 南部の 河川で撮影した クロヨシノボリ の 水中写真
     

クロヨシノボリ の外観特徴

クロヨシノボリ は、体側中央に縦破線が走っていること。背側に小黒点が密在すること。胸鰭基底に三日月斑があること。尾鰭基底に細い八の字斑があることなどで同属多種と区別可能。

     

クロヨシノボリ の分布

クロヨシノボリ は、秋田県~九州南岸の日本海・東シナ海側、本州・四国の瀬戸内海側、房総半島~九州南岸の太平洋側、隠岐、対馬、五島列島、種子島、屋久島、琉球列島からの報告がある。

     

和名 : クロヨシノボリ ( スズキ目 / ハゼ亜目 / ハゼ科 / ヨシノボリ属 )
学名 : Rhinogobius sp. DA Rhinogobius brunneus
※ 2011.3.31学名確定
撮影場所 : 沖縄本島南部 河川
撮影水深 : -0.4m

     

沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM

     
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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。

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