タコノマクラ
目次
【伊豆ダイビングで撮影したタコノマクラの水中写真】
まるで梅雨明けしたかの様な沖縄本島。
週間予報でもしばらく雨マークは見当たりません。
長らく布団も枕も干せなかったご家庭が多かったのか、干している風景を多く目にするこの頃です。
枕といえばタコノマクラ。
写真は伊豆のダイビング中にコンパクトデジカメで撮影したタコノマクラ(蛸ノ枕)。
浅い礫質の海底に生息するタコノマクラ科に属するウニの仲間です。
ダイビングの経験が浅い頃に教えていただいたのですが、「タコノマクラ」というユニーク名前であることと、見た目が分かりやすいことから印象に残りやすい生物の一つです。
ウニの仲間といっても、棘が極端に短く、水中で遠くから一見しただけでは棘があるようには見えない。
写真の様に全身を覆っているトゲにゴミや小石などを付着させることでカモフラージュして身を守ろうとしているのではないでしょうか。
タコノマクラの外観特徴
・成長すると、およそ10cmの殼径で、やや丸味を帯びた五角形
・体色は褐色で、体の上面には黒褐色の花びら模様がある
・花びら模様は殼径に対しておよそ1/2前後の長さである
タコノマクラの分布
タコノマクラは、日本本州の中部以南、九州南部からの報告がある。
和名 : タコノマクラ(ウニ網タコノマクラ目タコノマクラ科タコノマクラ属)
学名 : Clypeaster japonicus
撮影日 : 2001年12月9日
撮影場所 : 伊豆半島
撮影水深 : -8m
沖縄本島のダイビングと水中写真OKINAWANFISH.COM
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基本的に夏男。沖縄旅行でダイビングにハマり、南国リゾート沖縄へ移住。マイホーム購入後、子宝に恵まれ3キッズパパになりました。30系アルファードで沖縄本島をドライブしたり海に行ったり。たまにはスキー、スノーボード、サーキット走行もやりたいけど南国ならではの生活を楽しんでいます。